目次
欅平駅周辺散策コース
黒部峡谷鉄道で欅平に到着後の続き
【乗車記】秘境を走る黒部峡谷鉄道トロッコ電車(宇奈月 ⇒ 欅平)
トロッコ列車に乗車中の時は、大雨⇒小雨⇒大雨⇒小雨の連続。
ただ、欅平に到着した時には止んでいました。
雨は止んでいたものの、欅平駅前にあった雨量計を確認すると、欅平も降っていた模様。
朝一に欅平へ到着し、時間もあったので駅周辺を散策することに。
散策コースを見ると4コース。
ただし、雨が降って川が増水していたので、川に近づきたくない。それもあり、「名剣温泉コース」を選択。
欅平駅 ⇒ 名剣温泉
赤い橋は奥鐘橋。
奥鐘橋からは、黒部川や山岳地帯の美しい光景がそこには・・・無かった。
大雨が降ったこともあり、黒部ダムは濁流。物凄い水量と轟音、霞んでいるところもあったりでイメージと全く違う光景だった(´・ω・`)
橋を渡り、先に進むと
何だこの看板は( ゚Д゚)
奥鐘橋を渡るとヘルメット置き場と注意書きの看板。注意書きを見ると「~自己の責任において注意してご通行ください~」。
この先、危険地帯を歩くかと思うと・・・ワクワク!
ヘルメット置き場の先にあるのは、人喰岩。遠くから眺めると、確かに人を喰うように見える。
この辺りの道は、比較的まだ安全。
人喰岩の先にあるのは名剣橋。橋脚部分が赤く染められているのが特徴。
名剣橋は車が通ることを想定に造られているので頑丈。
ヘルメットを被ったが、奥鐘山トンネルまで崖以外は安全そうに感じた。
奥鐘山トンネルは上り坂。雨水でトンネル内はびちょびちょ。滑らないように進む。
トンネルを抜けると、急に道が怪しくなる。
道の横が険しいのは変わりないが、崖の近くにある転落防止柵が一部壊れて、ロープによる補強で終わってたりする。
更に道路の上に落石。
奥鐘橋~奥鐘山トンネルまで一つも落ちていなかったのに、トンネルの先に石が2つ。しかも、それなりに大きい。
ヘルメットを被れと言われた理由をここに来て実感。
歩いてきた道を振り返る。道と川の深さが高い。もし落ちたら、この世からGoodbye\(^o^)/
名剣温泉の手前にあった看板。
この辺りは「中部山岳国立公園 黒部峡谷祖母谷峡」と呼ぶらしい。
看板の中身は、相変わらずの内容w
雨で足止め
名剣温泉があったが、一旦スルー。もう少し先に進んでみた。
なお、この辺りから雨が降ってきた。
崖の上から落ちてくる落石を防止するためのシェルター。
調べてみると、この先がもっと面白そう(険しい道)だが、雨がひどくなってきた。
青のトラックがいるところは、雨を凌ぐに申し分ないのでそこまで引き返し。雨は本当にすさまじく、10分間ぐらい雨宿り。
名剣温泉(建物のみ)
欅平駅から10~15分の所にある名剣温泉。
黒部峡谷の中にあり、秘湯の一つ。
看板に「日本秘湯を守る会員の宿」と書かれています。
日帰り入浴も可能で、2022年の料金は大人800円。タオルも300円で別売りしているとのことで、タオルを持ってこなくても入浴可能。
日帰り入浴の可能時間は、10~15時。
雨宿りをしたので、名剣温泉に着いた時は10時を過ぎ。
自分:「せっかく秘湯に来たんだ。これは入浴するしか・・・」
従業員の方:「さっきの大雨で、温泉が出ないのよー」
・・・・・・・・
(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)
名剣温泉 ⇒ 欅平駅
温泉に入れないなら仕方ない、撤収!
通ってきた道を引き返すだけだが、大雨の影響で所々で違う光景。
自然の滝が出来たり、崖上から滝水が落ちてきたり。
スリップして谷の底に落ちないよう、ゆっくり徒歩。
奥鐘山を通ろうとしたが、その右手に今は使われていないトンネル。
昔は川沿いに進んでいたようだが、廃道・廃トンネルになったようです。
黒部川は、最初見た時より更に濁流。そして、轟音は変わらず。
ヘルメットを返却し、散策は終了。
再び奥鐘橋に戻ってきた時は、2便の列車で来た観光客でそれなりに賑わっていた。
名剣温泉より先も道は続いており、最終的には祖母谷(ばばだに)温泉まで続いている。
次に来た時は、温泉巡りも兼ねて、しっかり装備した上で訪れたい。
それでは、今回はここまで('ω')ノ
黒部峡谷鉄道トロッコ電車 リラックス客車乗車記
黒部峡谷鉄道 普通客車(オープン型)乗車記
徒歩日:2022年6月27日