愛媛県の空の玄関口・松山空港と松山市内は、伊予鉄の空港リムジンバスによって連絡されています。
リムジンバスの市街地側の停留所は、松山市駅、JR松山駅、愛媛新聞社前、大街道、南町県民文化会館前、道後温泉駅前と主要な場所から発着。
今回は松山市駅から松山市駅で乗車する機会があったので、その時の様子を簡単に書いていきます。
松山駅はJRと伊予鉄の2つ存在しており、何も知らない県外住民からすると「どっちも一緒では?」と思ってしまう駅名。
しかし、JRと伊予鉄では約1.5kmも離れており、伊予鉄が乗り入れる「松山駅(正式:松山市駅)」の方がかなり立派な駅舎になっています。また、松山市駅周辺の方が賑わっています。
松山市駅発の空港リムジンバスは、駅前にあるバス乗り場から発着しており、そのうちの一つである4番乗り場から発車。
松山市駅の4番のりばは、松山空港以外にも内子・八幡浜・宇和島など南予方面のバスが出発しています。
松山市駅から発車するリムジンバスは1時間に1~2本。
なぜか朝の7時に1本も無いので、7時に松山市駅から乗ろうとする方は要注意が必要。
松山市駅から発車するリムジンバスは、松山市駅を出発するとノンストップで松山空港に向かいます。
運賃は2024年5月時点で790円。松山市駅~松山空港が約6.5km。
距離に対し少しお高めですが、[地方+リムジンバス]
ということを考えれば、少し仕方がない部分もあります。
リムジンバスということで、使用されるバスは大型車。
外装もリムジンバス仕様になっており、「EXPRESS LIMOUSINE」と塗装が施されています。
リムジンバスの運賃は停留所ごとに異なるので、「後払い」制となっています。
なお、交通系ICカードの利用が可能でICOCA・Suicaといった全国相互利用に対応したICカードが利用可能です。
ちなみに、伊予鉄ではカードタイプではなく「モバイルICOCA」推し。
伊予鉄では、もともと独自の「い~カード」を導入していましたが、2025年9月に終了。
全てをICOCAに置き換え、全国交通系ICカードも全て利用可能にする方針へ舵を切り替えたようです。
ICOCA利用エリアを拡大 伊予鉄電車・バス全線で利用可能に!(PDFファイル)
車内は2×2列の4列席。座席は至って普通の座席です。
空港までの走行距離が短い為か、最近のバスに多い「座席にコンセント」は設置されていません。
松山市駅を出発すると次は松山空港なので、運賃表は至ってシンプル。
出発後「790」とたった一つの運賃が表示されてました。
松山市駅から松山空港のルートも至ってシンプル。
市駅出発後すぐにある花園町交差点を左に曲がり、空港直前の交差点まで真っすぐ進行。
県道18号を進みましたが、道も混んでなく順調に走行。
松山市駅を出発してから15分で松山空港に到着しました。
あっという間に松山空港に到着。着席保証で楽に来られ、大きい荷物も収納できるので、かなり利便性の高いバスでした。
松山市駅発だったので乗車率は低かったのですが、道後温泉発の便は、時間によって満席近い状態で走っているのを見かけました。
乗車する際は、時間に余裕を持った方がいいかもしれないです。
松山空港リムジンバス(伊予鉄道公式ホームページ)
それでは、今回はここまで('ω')ノ
乗車日:2024年3月