フェリー・高速船

【乗船記】12時間30分の船旅!名門大洋フェリー「フェリーきょうと」(新門司⇒大阪南港)

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新門司港(福岡)~大阪南港(大阪)を瀬戸内海航路で運航している名門大洋フェリー。同航路を1日2便運航しており、約12時間30分掛けて目的地に向かいます。

今回は、新門司港19時発(2便目)に乗船。半日を船の上で過ごしてきました。

運航ダイヤ

名門大洋フェリーの運航ダイヤはとてもシンプル。

名門大洋フェリー・時刻表

1便目は出港地17時発 ⇒ 目的地に翌朝5時30分着。2便目が出港地19時50分発 ⇒ 目的地に翌朝8時30分着。
翌日を朝早く行動したい人は1便目、ゆっくりスタートしたい人は2便目といったすみ分けになっています。


無料送迎バス(小倉駅北口⇒新門司港)

新門司港は小倉・門司の市街地から離れたところにあり、近くに鉄道やバス停もない。公共交通機関で行くには不便・・・

ということもあり、小倉駅北口・門司駅北口~新門司港を結ぶ無料送迎バスが出ています。

名門大洋フェリー・シャトルバス(小倉)
無料送迎バス

この日は小倉駅より無料送迎バスに乗車。

無料送迎バスは、小倉駅北口のバス専用駐車場より出発。

無料送迎バス(名門大洋フェリー・小倉)

この日の無料送迎バスは2台。そのうちの1台は、車内がある程度埋まった段階で出発。乗車したバスは門司駅を経由せず、直接新門司港へ。門司駅には、もう1台のバスが経由。


フェリーきょうと

小倉駅から約35分。新門司港・名門大洋フェリーのターミナルに到着。

新門司港フェリーターミナル(名門大洋フェリー)
新門司港 ターミナル

フェリーターミナルの建物はどこに行ってもシンプル。

ターミナル1階に窓口があるので乗船手続き。乗船手続き完了後、船の中へ。


この日、乗船したのは「フェリーきょうと」。

フェリーきょうと(新門司港)

フェリーきょうと」としては3代目で、2021年12月16日より就航。

 WELCOME-TO-FERRY-KYOTO
Welcome to FERRY KYOTO


かわいらしいカモメ。「ノリーナ」と名付けられています。

CITY LINEのシンボル(ノリーナ)
ノリーナ


ツーリスト(部屋)

荷物を置くために、この日泊まる部屋へ。

部屋はツーリスト。フェリーきょうとの部屋で一番安い運賃・料金。

ツーリストの部屋配置(フェリーきょうと)
とあるツーリストの部屋配置
ツーリストの部屋(フェリーきょうと)
ツーリスト

ツーリストは一部の部屋を除いて、部屋同士が向かい合わせになります。カーテンがあるとはいえ、向かい合わせに抵抗がある人は、ファーストSといった個室を選択するべし!


ツーリストの部屋の中。広さ的にカプセルホテルのルームより少し広い、もしくは同等といった感じ。

ツーリストの部屋内部(フェリーきょうと)


部屋の中に荷物置き。よほど大きくなければ、バッグ・スーツケースは置くことが可能。

ツーリストの部屋内部(フェリーきょうと)


ベッド横にはコンセント、ドリンクホルダー。コンセントは1つしかなので、複数の機器を充電したい人は要注意。

ツーリストの部屋内部(フェリーきょうと)


6階

船内のエントランス。就航して1年も経っていないということもあり、真新しさを見受けられます。

エントランス(名門大洋フェリー・フェリーきょうと)

エントランス(フェリーきょうと)


エントランス・階段前にインフォメーションと売店。売店では福岡・大阪のお土産、名門大洋フェリーのオリジナルグッズといった商品が販売されています。

売店・インフォメーション(フェリーきょうと)


展望レストラン

6階の後方に展望レストラン。

展望レストラン(フェリーきょうと)


展望レストランはかなり広い。座席はファミリー層や団体客が多く乗船するということもあり、テーブル席がメイン(カウンター席は無かった・・・と思う)。

レストランの中(フェリーきょうと)
テーブル席①(閉店後)
展望レストランのテーブル席
テーブル席②


2便の夕朝食はバイキング形式。

バイキング料理(フェリーきょうと)

バイキング形式なので、自分の好きな料理を取ることが可能。この時はカレーフェアを行っており、門司港名物の焼きカレーや夏の定番・野菜カレー、ドライカレーなど様々なカレーがありました!

なお、アレルギー表示を確認しなかったことで、のちのち面倒なことに・・・(´・ω・`)

2便のレストランの営業時間

夕食:19時00分~21時30分
朝食:6時40分~8時10分


自動販売機・給湯室・電子レンジ

6階の船内中央(左)に自動販売機コーナー。

自動販売機(フェリーきょうと)
自動販売機1

自動販売機(フェリーきょうと)
自動販売機2

ソフトドリンクの他、アルコール・アイスクリーム・カップヌードルの自動販売機が設置されています。値段を一通り確認しましたが、地上で販売されている価格とあまり変わらないように見えました。


カップヌードルが販売されているということもあり、自動販売機コーナーの一角に給湯器。他にも、給水機(水・お茶)、電子レンジが設置されています。

給湯機(フェリーきょうと)
給湯器・給水器

電子レンジ(フェリーきょうと)
電子レンジ(2台)


コインロッカー

6階の船内中央(右)にコインロッカー。

コインロッカー(フェリーきょうと)

コインロッカーは大量に置かれているので、よほどのことが無い限り、全て埋まるということはないと思います。料金は大きさによって異なるものの、100~300円でした。


6階その他

乗船記念の撮影スポット。

乗車記念撮影スポット(フェリーきょうと)


航路案内。基本、夜に航行しているので現在地が分からなくなることが多いです。

ルートマップ(フェリーきょうと)

現在どの場所にいるかいち早く分かるので、航路案内は有難い存在。


7階

7階、船内左後方にある展望浴室。

展望浴室(フェリーきょうと)
展望浴室

今回は利用しませんでしたが、「展望」と書いてあるので浴室から外の景色が眺められるのでしょう・・・


展望浴室の利用状況(フェリーきょうと)
展望浴室の利用状況

ちなみに、浴室の入口横に混雑状況が分かるようモニタが設置されています。今までなら、浴室の脱衣所で「人が多い・少ない」を把握するという状態だったので、手間が一つ減ります。


7デッキ船内後方(右)。先ほどの展望浴室の反対側は展望ラウンジ

展望ラウンジ(フェリーきょうと)
展望ラウンジ。

「展望ラウンジ」と名付けられているように、ラウンジから外の景色が楽しめます。ただし、かなり人気のある場所なので、下手すると満席・・・という状態になっています。


展望デッキ

展望ラウンジの先は、外の展望デッキへ出れるようになっています。

展望デッキ(フェリーきょうと)

夜は出航地である門司・大阪の港の夜景を。翌朝は、市街地の街並みや瀬戸内海沿岸の風景を楽しむことができます。


翌朝の景色(神戸⇒大阪)をほんの少し紹介。


7時13分 明石海峡大橋を通過

明石海峡大橋①(フェリーきょうと)

明石海峡大橋②(フェリーきょうと)

明石海峡大橋の下をくぐるという経験は、船の上でしか経験できません。そのため、明石海峡大橋を通過する際、展望デッキに多くの人が集まり、場所取り合戦になります。

ただ、明石海峡大橋を通過するとみんな興味が無くなったかのように撤収していきました。明石海峡大橋の写真をゆっくり撮りたいなら、橋の通過後がチャンスかも・・・

明石海峡大橋③(フェリーきょうと)


明石海峡大橋を通過すると、進行方向右手に淡路島。

淡路島(フェリーきょうと)
淡路島


進行方向左手に神戸市街地の景色が広がります。

神戸市内(フェリーきょうと)
神戸市内

ただ、この日は全体的に霞んでおり、明石海峡大橋付近の景色以外はあまり楽しめませんでした。。。

フェリーきょうとの煙突


大阪南港

定刻の8時30分に大阪南港到着。

大阪南港に到着(フェリーきょうと)

到着してすぐ、徒歩客の下船案内開始。

8時35分に徒歩客の下船開始。

フェリーきょうとから下車

フェリーきょうとから下車

フェリーきょうと(大阪南港)

フェリーターミナルへ向かうボーリングブリッジから船全体を1枚。

就航して1年経たずの3代目・フェリーきょうとの船内は綺麗で、快適な船旅ができました。

名門太平洋フェリー(公式ページ)


船旅バリューパック

本編では、シティライントラベル(名門大洋フェリーの子会社)より発売されている「船旅バリューパック」を利用。

船旅バリューパック(名門大洋フェリー)
船旅バリューパック

船旅バリューパックは、片道・往復運賃(ツーリスト)+船内レストランの夕朝食券がセットになったパック商品。

例えば、乗船した2便目は片道6,500円。ツーリストに乗船でき、夕朝食が付いてくるのでかなりお得!
※名門大洋フェリーの公式サイト経由でツーリスト予約すると夕朝食券は付いてきません。

ただし、部屋はツーリスト一択!ツーリスト以外の部屋は選択不可!!

船旅バリューパックは予約必須で10日前まで。
「ツーリストに乗船&乗船日まで10日以上ある」という方は検討しても良いかも!?

シティライントラベル(公式ページ)


それでは、今回はここまで('ω')ノ


フェリー・高速船の乗船記一覧


乗船日:2022年8月22日~8月23日

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