鉄道

「SLぐんま/ELぐんま よこかわ」に乗って、信越本線・高崎~横川を往復!

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7月の夏真っ盛りの中、高崎~横川駅間で「ELぐんま・よこかわ」「SLぐんま・よこかわ」が運転。同列車は信越本線の区間を走行しますが、運転日は少なめ。限られた運転日の中から乗車できそうな日を選び、指定席を予約。実際に両方の列車に乗車してきました。

ELぐんま よこかわ

前日、茨城県内のネットカフェに宿泊しており、両毛線を経由して高崎へ。

駅名標(高崎駅)
駅名標


「ELぐんま よこかわ」の発車案内。

発車案内(高崎駅)

「ELぐんま」「SLぐんま」ともに全車指定席。発車案内に「快速」と書いてある通り、横川までの途中停車駅は、磯部・安中の2駅のみ。他の駅は通過となります。


9時35分ごろ、ELぐんまが高崎駅に入線。

EF64機関車
EF64

EF64機関車が客車を牽引して高崎駅に到着。ホームには多くの人が集まっており、各々写真や動画を撮っていました。


高崎駅に到着するEF64

停止位置に停車中のELぐんま。
写真に面影が少し写っていますが、ホーム上では出発式典が開かれていました。


写真を撮っているとあっという間に発車時刻に。

12系客車(ELぐんま よこかわ)
12系客車

客車の側面に方向幕がありますが、しっかりと列車名の「ELぐんま よこかわ」表記になっています。


乗車するのは、国鉄時代に製造された12系客車。

12系客車内

全ての座席がボックスシート(向かい合わせ)。2列座席やロングシートは一切ありません。


12系客車座席

座席はいかにも国鉄型といった感じ。それでも座り心地は悪くなく、1時間の列車旅には問題ない柔らかさです。


ELぐんま よこかわ:高崎(9時47分発)⇒ 横川(10時49分着)

ELぐんまからの車窓

道中の景色は、曇り空+もやが掛かってあまり楽しめず。



ELぐんま・よこかわ(横川駅)

高崎から約1時間で横川駅に到着。


列車に乗っていた人の考えることは大体同じ。列車から下車後、ホーム上で写真や動画をあちらこちらから撮っていました(笑)

ELぐんま・よこかわ(横川駅)

ただ、到着後30分すると各自行きたいところへ行くので、EF64機関車や客車、SLをゆっくり撮りたいなら、列車が到着してしばらく経ってからの方がいいなと思います。


横川駅(おぎのや 駅そば)

横川駅に着いてから色々しているとお昼の時間帯。

峠の釜めし(おぎのや) 信越本線横川駅

横川駅には、峠の釜めしで有名な「おぎのや」が運営する駅そば屋があります。駅そばは、ホーム側・駅舎外どちらでも注文可能。支払いは現金のみでした。


横川駅売店・月見そば
玉子そば(410円)

なんとなくで選んだ玉子そば。適当に選びましたが美味しく、そばの替え玉もしました(笑)
また、そばを2玉分食べましたが、お値段は合計で540円。とても安いです。


駅舎(信越本線・横川駅)
横川駅

横川駅の駅舎は、関東の駅百選に選ばれています。横川駅へ来たからには、1枚は撮っておきたい。


碓氷鉄道文化むら

次に乗る「SLぐんま よこかわ」の発車時刻まで2時間あるので、横川駅近くにある碓氷鉄道文化むらへ行ってみることに。

碓氷鉄道文化むらの入口
碓氷鉄道文化むら(2021年8月)

2022年7月時点では、入園料が500円(割引を使って450円で入園)。その後、入園料の改定があり、2023年2月時点での入園料は700円になっています。


館内に入ってすぐの所に、1997年10月の長野新幹線開業まで横川~軽井沢駅間を走り続けていた、在来線のL特急あさま(189系)が展示されています。

189系(L特急あさま)


189系の先にあるのは、横川~軽井沢駅間に存在した66.7パーミルという、鉄道ではなかなかお目見えすることのできない急坂。

横川~軽井沢駅間にかつてあった66.7‰
66.7パーミルの再現
66.7‰

現在、現役のJR路線で一番急こう配なのが、飯田線・赤木~沢渡駅間の40パーミル。該当区間の40パーミルでも、実際に乗車して急坂だと感じたのに、66.7パーミルだとどんな感じだったのか・・・。

横川~軽井沢駅間を1度でもいいので乗ってみたかったですね。


館内の奥へ行くと、かつて横川~軽井沢駅間で活躍した車両たち。

碓氷鉄道文化むらで展示されている車両
碓氷鉄道文化むらで展示されている車両

碓氷鉄道文化むらには、信越本線をメインで走っていた列車、そのほか全国各地で走っていた車両など様々な車両が展示されていました。

車両展示スペースは館内の一番奥にあるので、車両を見たいなら早めに行っていた方が良いと思います。


車両展示スペースで車両を見た後は、鉄道資料館へ。

鉄道ジオラマ(碓氷鉄道文化むら・鉄道資料館の中)
ジオラマ

鉄道資料館では、信越本線の歴史や駅にあった時刻表・運賃表といったものを見学できます。また、1階にはジオラマや電車でGO!アーケード版があり、いろいろと楽しむことが可能。

ジオラマは特定の時間に約10分間、説明とともに動くのであらかじめ時間を確認した方が良いです。


鉄道資料館は屋上(展望スペース)があり、かつて信越本線が通っていた碓氷峠や碓氷鉄道文化むらの施設内を一望できます。

碓氷鉄道文化むら・鉄道資料館の屋上からの景色

展望スペースは誰もおらず、一人で展望スペースを独占。ゆっくり眺めることができました。

SLぐんま よこかわ

帰りは、横川駅を14時15分に発車する「SLぐんま よこかわ号」に乗車。

SLぐんま よこかわ(横川駅)
C61形蒸気機関車

SLぐんま・よこかわ(横川駅)②

牽引するにあたり、発車前は入念に点検・確認が行われていました。
※汽笛も鳴ってました


SLの車輪
車輪

SLを見たら必ず車輪を見たくなります。なぜでしょうw


SLぐんま よこかわ
方向幕(SL使用)

高崎行きはSLが牽引するので、列車名も「SLぐんま よこかわ」。


帰りも12系客車に乗車し、SLの旅を堪能。

妙義山(SLぐんま よこかわ)
妙義山

横川行きでは、雲に隠れて見れなかった妙義山がしっかり見れました。


SLぐんまよこかわの車窓(夏らしい感じ)

午後以降は天気が良くなり、夏らしい風景を眺めながら高崎へ。


SLぐんま よこかわ:横川(14時15分発)⇒ 高崎(15時18分着)

高崎駅に到着したSLぐんま よこかわ
高崎駅

「SLぐんま よこかわ」も約1時間ほどで横川~高崎駅間を走行。
高崎駅到着後は、SLを撮ろうといろんな人がホームの端に集まり、写真撮影大会になっていました。

SLは高崎駅に10分停車。その後、回送列車として引き上げていきました。

SLが回送された後、警備されていた人に聞いたのですが、この日は平日だったのでまだ平和、土休日になると人が更に増え大変だとおっしゃってました。

この時でも人が多く感じたのに、休みの日は更に人が増えるとなると・・・やっぱり平日が最高!


SLぐんま/ELぐんまは、今回の信越本線(高崎~横川)以外に上越線・高崎~水上も運転しています。日によって運転区間が異なるので、事前に運転日を確認した上で、指定席を取るべし!

SLぐんま・ELぐんま運行日(JR東日本・のってたのしい列車)


それでは、今回はここまで('ω')ノ



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乗車日:2022年7月22日

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