フェリー・高速船

JR九州高速船の新型船・QUEEN BEETLEに乗船してみた(博多⇔門司港航路)

スポンサーリンク

博多と韓国・釜山を結ぶ高速船ビートルに変わる新しい船として造船されたQUEEN BEETLE

しかし造船されたのも束の間、某ウイルスによって博多~釜山の全便運休。更に、QUEEN BEETLEの船籍をパナマにしていたことにより国内線航路にできないなど、造船したのは良いが運行できないという宝の持ち腐れ状態。2020年11月に完成したQUEEN BEETLEは約1年もの間、博多湾で暇を持て余していました。

それから1年後、QUEEN BEETLEは船籍をパナマ⇒日本へ変更。船籍を日本へ変更したことで、遂に国内線航路が就航できるようになりました。

今回は国内線航路・博多⇔門司港の運行初日に行ってきました。記事内ではQUEEN BEETLEの船内を主に、博多⇔門司港航路で見える景色を少しだけですが紹介したいと思います。

2022/11/02追記
2022年11月4日より本線(日韓航路)就航!(JR九州高速船 公式ページ)



JR九州高速船・クイーンビートル

今回の航路予定では、QUEEN BEETLEは博多港を9時に出航予定。ただ、集合時間は8時と少し早め。

集合場所である博多港国際ターミナルへ歩いて向かっていると何ならセレモニーの準備中でした。

出航準備中のQUEEN BEETLE
セレモニーの準備中


準備の邪魔をしても悪いので、乗船場所から2~3分歩いた所にある博多港国際ターミナルへ。

博多港国際ターミナルの建物


ターミナルの中へ入ると既に手続きが始まっており、既に列も出来ていました。
その列も私の乗船手続きが終わる頃には長蛇の列に・・・。

QUEEN BEETLEの模型
手続き窓口前にあったQUEEN BEETLEの模型


手続きを終えて再びQUEEN BEETLEの乗船口前まで移動。

QUEEN BEETLE全長は83.5mと今までのビートル(ジェットフォイル)に比べて約3倍もの長さになり、それに伴い定員も約2.6倍の502名に増えました。

QUEEN BEETLEの船首
船全体の写真は撮りづらくなりました。。。


この日がQUEEN BEETLEの博多~門司港航路・就航初日ということもあり、乗船開始前に記念セレモニーが行われていました。全体写真は誰でも撮って良い感じだったので、記念に1枚。

QUEEN BEETLEの記念式典




スタンダードクラス席(1F)

それでは、QUEEN BEETLEの船内を写真と共に紹介。博多港発門司港行きは、スタンダードクラスの席を予約。

船内は3階までありますが、まずは肝心の座席を見ていきたいと思います。

QUEEN BEETLE・スタンダード座席の広報から全体を見渡す


スタンダードクラスの座席

スタンダードクラスの一般的な座席。船内の中央付近から前方まで2列もしくは3列シートが続いています。
座席横に通路ができ、人が通りやすくなったのがトリマランの特徴の一つ。

QUEEN BEETLEのスタンダードクラス席
スタンダードクラス 普通席

また、今までの高速船(ジェットフォイル)の場合、航行中は常にシートベルトを締める必要がありました。しかし、QUEEN BEETLEは座席にシートベルトがありません
航行中も自由に船内を移動することができます。


2・3列シートの後方にある座席はボックスシート(4人席)
通常の2・3列シートでは不可能な2×2列の対面式座席(グループ向けの座席)。

QUEEN BEETLEのスタンダードクラス・ボックス席

ボックスシートの席数は少なく、この日の博多⇒門司港航路は満席。空席が無い状態でした。


ボックスシート(4人席)に続いてあるのが、共用スペース。

QUEEN BEETLEのスタンダードクラス・共有スペース


共用スペースと銘打っているものの、テーブルには座席番号が張り付けてありました。繁忙期には、共用スペースを潰して一般座席に変貌すると思われます。


座席周り

スタンダードクラス席の窓。
QUEEN BEETLEの窓はとても大きく、どの座席に座っても景色が楽しめそうです。

QUEEN BEETLEのスタンダードクラス席・窓


スタンダードクラスの前方側の座席は窓から少し離れた位置に座席があります。
すぐ横に窓は無いものの、時間帯によっては太陽の光を浴びることなく景色を楽しむことができます。

QUEEN BEETLEのスタンダードクラス席・前方座席



続いてテーブル。

QUEEN BEETLEのスタンダードクラス席にあるテーブル

スタンダードクラスの座席テーブルは背もたれにあり、弁当やドリンクを置くスペースとして非常に有効です。また、テーブルの下にはドリンクホルダーが設置されています。

ちなみに座席前に壁がある場合、テーブルは折り畳み方式になっていました。

QUEEN BEETLEのスタンダード席にあるテーブル・PART2


座席のリクライニング。思っていた以上に座席が倒れました。
リクライニングとしては十分で、座席を倒して寝たい人にとっては有難い存在だと思います。

QUEEN BEETLEのスタンダードクラスの座席・足元と座席を倒してみた


スタンダードクラスの座席にはUSBコネクタ式の充電があります。残念ながら座席と座席の間にしかないので、隣の人と共有する形になります。

QUEEN BEETLEのスタンダード席にあるコンセント


モニタが至る所に設置されており、後ろに座っていてモニタが見え辛い・・・ということは、ほとんど起きません。

QUEEN BEETLEのスタンダードクラス席にあるモニタ


スタンダードクラスの一番前にはキッズルームが存在。キッズルームの中がどのようになっているか分かりませんが、子供たちが元気に走り回っていました。

QUEEN BEETLEのスタンダードクラス席にあるキッズルーム


スタンダードクラスの座席後方にはカフェ&バー(キオスク)があり、軽食やデザート、お酒が提供されています。

QUEEN BEETLEのスタンダードクラスにあるカフェ&バー

国内線航路ということもあるのか、クレジットカード決済以外にもPayPayや福岡市のNEXTPAY(ネクスペイ)での支払いが可能でした。


カフェ&バーの隣には飲み物の自動販売機。値段は、地上の自動販売機に比べて少しお高め。

QUEEN BEETLEのスタンダードクラスにある飲み物の自動販売機


スタンダードクラス席の一番後ろにはお手洗い(トイレ)。お手洗いは男性の方でも個室タイプになっていました。

QUEEN BEETLEのスタンダードクラスのお手洗い


下船前に後方からスタンダードクラスを一望。
スタンダードの座席でもかなり快適に過ごせられましたが、門司港にこの日が初着岸ということもあり、下船にかなりの時間が掛かっていました。。。

QUEEN BEETLEのスタンダードクラスの座席全体



ビジネスクラス席(2F)

スタンダードクラスの座席でもかなり快適に過ごせましたが、復路の門司港⇒博多港ではスタンダードクラスの一つ上、ビジネスクラスの座席も乗船してみました。

ビジネスクラスは2階にあり、スタンダードクラスの人が間違って入らないよう、ビジネスクラスの出入口は扉で閉ざされています。

QUEEN BEETLEのビジネスクラス席への扉
ビジネスクラス席の扉


扉横にあるQRコードリーダーにQRをかざすことで扉が開く仕組みになっています。QRコードリーダーは入口のみ存在し、ビジネスクラスから外へ出るときは自由に出ることができます。

QUEEN BEETLEの扉横にあるQRコードリーダー



ビジネスクラスの座席は2階の船内半分ということもあり、スタンダードクラスより座席が少なめ。
その代わり、座席が非常にゆったりしています。

QUEEN BEETLEのビジネスクラス席・前方


シート(Aタイプ)

ビジネスクラスの入口付近にあるAタイプ

飛行機のビジネスクラスのような座席でシート後ろには囲いがあります。しかし、後ほど紹介するBタイプより座席は少なめです。

QUEEN BEETLEのビジネスクラス席・Aタイプ


Aタイプの座席は座席背もたれにあるテーブルを引き出す形式。テーブルは大きいので、少々料理を多めに持って来ても問題なく置くことができます。

QUEEN BEETLEのビジネスクラス・Aタイプのテーブル


座席のリクライニング。思いっきり倒してみましたが、後ろの人を気にすることが無いので、リクライニングを目一杯倒す人にとっては非常に有難い。また、座席をリクライニングしても外の風景が楽しめるように小さな丸窓が付いています。

QUEEN BEETLEのビジネスクラス・Aタイプの座席を倒す


リクライニングした時の腰から足元。
リクライニングすると頭の方と連動するように、お尻~足元も少しずつ上に上がっていくので、ゆりかごの椅子に座っているような感覚でした。

QUEEN BEETLEのビジネスクラスAタイプ・座席を倒してみた(足元)


座席の肘置き付近にUSBコネクタで充電できるスペースがあります。

QUEEN BEETLEのビジネスクラスAタイプ・USB充電


また、足元にはコンセントもあり、先程のUSBコネクタと合わせて2カ所で充電が可能です。

QUEEN BEETLEのビジネスクラスAタイプ・コンセント

以上がAタイプの座席周りの紹介でした。

個人的にはAタイプの方が快適に過ごせるかなと思いますが、窓側の座席の人は隣に人がいると船内を自由に往来できないのが弱点。QUEEN BEETLEは船内を自由に行き来できるのが強みの一つ。ただ、その強みをAタイプの窓側座席では発揮しにくいです。その代わりほとんど船内を行き来しない、窓側座席でゆったりしていたい人にとっては、間違いなく快適です。


シート(Bタイプ)

Aタイプより前の方にあるのが、ビジネスクラス座席のBタイプ。Bタイプはスタンダードクラスの座席と同じで、後ろに遮るものはありませんが、スタンダードクラスより座席の間隔は広め。非常にゆったり過ごすことができます。

QUEEN BEETLEのビジネスクラス席・Bタイプ


Bタイプも座席(シート)に関してはAタイプと同じですが、テーブルは肘置き横にあるミニテーブルを取り出す方式。ミニテーブルなので、食事をしたい人にとっては少々辛いかもしれません。

QUEEN BEETLEのビジネスクラスBタイプ・座席とテーブル
Bタイプ ミニテーブル


ドリンクに関しては前の座席足元付近に設置してあります。
また、Aタイプと違い座席背もたれのテーブルは存在しません。

QUEEN BEETLEのビジネスクラスBタイプ・ドリンクホルダー


座席のリクライニング。

QUEEN BEETLEのビジネスクラスBタイプ・座席を倒してみた

座席は結構倒れますが、囲いがないので目一杯倒すと後ろの人と目が合う可能性はあります。


その他

AタイプとBタイプの「シートのご利用方法」。

QUEEN BEETLEのビジネスクラス・座席の利用方法



ビジネスクラスの前方には前面展望を楽しめる共用スペースがあります。
テーブルもありますので、共用スペースで飲食も可能となっています。

QUEEN BEETLEのビジネスクラス・共用スペース


ビジネスクラスの出入口付近には、ビジネスクラス専用・飲み物の無料自動販売機が設置されています。ビジネスクラス専用なので、ビジネスクラスの切符を持っている人しか利用できません。

QUEEN BEETLEのビジネスクラス専用の飲み物自動販売機



ざっとですが、ビジネスクラスの座席について書いてきました。
とにかく快適に過ごしたい、まったり過ごしたい人は間違いなくビジネスクラスの方が快適に過ごせます。スタンダードクラスに2,500円プラスですが、その価値はあると思います。

QUEEN BEETLEのビジネスクラス・中央付近から前方を見る



免税店・ロッカールーム

座席以外についても軽く紹介。


QUEEN BEETLEの2階、ビジネスクラスの入口前には免税店があります。

免税店と言いつつ、国内線運航なので普通のショップになっていました。

QUEEN BEETLEの2階にある免税店

ショップでは門司港のお土産や鉄道グッズ、QUEEN BEETLEのグッズが購入できます。


2階の後方に行くと、ロッカールームがあります。
下の写真は、ダイヤル(ナンバー)方式のロッカールームで料金は掛かりません。料金は掛かりませんが、設定したナンバーを忘れないようにしましょう。

QUEEN BEETLEの2階後方にあるロッカールーム


コインロッカータイプとは別に大型の荷物スペースがあります。キャリーバッグ等を持ち込む際は、座席に置かずにロッカールームへ持ち込むと座席の間隔が広がります。

QUEEN BEETLEの2階後方にある荷物置き場


何も知らずにQUEEN BEETLEへ乗り込んだので一番驚きました。

QUEEN BEETLEの2階後方にある自転車置き場
通常、自転車持ち込みは予約制。国内線は受付けていない

なんと自転車の持ち込みが可能!スペースは10台分しか無いので大量持ち込みは不可ですが、高速船に自転車が持ち込めるようになるのは驚きでした。
QUEEN BEETLEの2階、左後方に自転車置き場はあります。



QUEEN BEETLEの1階と2階を結ぶスロープ。車椅子や自転車、キャリーバッグを持った方が利用することを想定していると思われます。

QUEEN BEETLEの2階後方にあるスロープ



展望室(3F)

2階のロッカールームの間には、3階へ続く階段があります。

3階へ上ると展望室があります。座席は真後ろを向いているので、QUEEN BEETLEが通り過ぎた後の景色を楽しむことができます。

QUEEN BEETLEの3階にある展望室

QUEEN BEETLEの3階展望のサイドシート
「AUSTAL」は、QUEEN BEETLE製造元のオーストラリア・AUSTAL(オースタル)社のマーク。

展望室から外に出ることもでき、座席も設置されています。

航行中はサイドの展望デッキに立ち入ることはできませんが、外から景色を眺めることができるので、座席から見える景色とはまた違った楽しみがあります。


飲食

QUEEN BEETLEの博多港発限定で、ウェルカムドリンクを頂きました。

スパークリング葡萄ジュースで、「フランス・コニャック地方で~」と言っていましたが、その辺の知識は全く無いの「何のことだ?」という感じでした(笑)

QUEEN BEETLEの博多発便で貰ったウェルカムドリンク


QUEEN BEETLEの軽食メニュー。ななつ星 in 九州でも腕を振るっているというシェフがQUEEN BEETLEの軽食も監修されているそうです。

QUEEN BEETLEのメニュー
軽食&バーメニュー

料理内容に関しては、スタンダードクラスとビジネスクラスで軽食メニューの違いは無かったように思えます。飲み物に関しては、ビジネスクラスの方が少し豊富でした。

せっかくなのでプルコギ飯(800円)を注文しました。

QUEEN BEETLEのビジネスクラス席でプルコギ飯を頂く
お肉はとても柔らかいです

料理は注文してから作り始めるようで、受け取ったプルコギ飯は温かい状態で出てきました。軽食とはいえ温かいご飯が頂けるのは有難いですし、お腹も空いていたということもあり、あっという間に平らげてしまいました。



博多港~門司港航路の景気

ここからは博多港~門司港航路の景色を一部紹介。


博多港を出港した後の様子。QUEEN BEETLEが通過した後の波は通常の船より大きく、ただ、波はそこまで大きくなっていませんでした。

博多港出航直後のQUEEN BEETLE


西側の方角を見渡すと福岡ドーム、ヒルトン福岡シーホーク、福岡タワーや福岡市にある油山、脊振山といった山々が見えます。

博多港から出港するQUEEN BEETLE


自衛隊の訓練が玄界灘で行われていました。この日は特別に訓練の様子を少しだけ見学。
10分程度でしたが、訓練を見る機会は滅多に無いので貴重な見学機会でした。

QUEEN BEETLEの船内から海上自衛隊の訓練を見る

ヘリコプターの風により、海の潮をまともに食らう船員

船の上にヘリコプターがいるということで、すごい波しぶきが立っているなーと思いながら見ていましたが、カメラをズームすると船の後方に船員がいました。

海の水をモロに食らいながらも、ヘリコプターと連携を取り合っていました。波しぶきは強烈だったので、船員の方はすごいなと思いました。



玄界灘に少し出たところにある玄海島。
博多~門司港航路は玄海島と志賀島の相中を通過するということもあり、玄海島は島の右半分を見ることができます。

玄海島の横を通るQUEEN BEETLE



玄界灘~小倉まではカットして、一気に小倉へ。
門司初入港ということで、海上保安庁の船・さとざくらから歓迎の挨拶。写真では撮れていないが「祝 門司初入港」のメッセージが流れていました。

海上保安庁のさとざくらから歓迎のメッセージ
海上保安庁 さとざくら


さとざくらと一緒に並行しながら進んでいると、反対側から潜水艦がやってきました。
潜水艦が実際に航行しているのは初めて見ましたし、海上保安庁の船とも平行しながら走っていたのでかなり興奮してましたw

海上保安庁さとざくらと潜水艦が通る
「さとざくら」と潜水艦


海の上から見える小倉の工場地帯。工場好きにはたまらない光景だと思いますが、どうでしょうか?

小倉の工場地帯をQUEEN BEETLEから眺める
小倉の工場地帯


一方のこちらは小倉駅周辺の街並み。先ほどの工場地帯から少し進んだところにあるので、工場・街並みの両方を楽しめます。

小倉の街並みをQUEEN BEETLEから眺める
小倉駅方面


小倉を過ぎ、門司の更に奥へ進みます。
門司港の手前、進行方向左手に見えるのは下関の街並みと海峡ゆめタワー。

下関の街並みをQUEEN BEETLEから眺める
下関 海峡ゆめタワー


下関を過ぎると進行方向右手に見えるのが今回の航路目的地・門司港。門司港はレトロの街並みとして福岡の観光地として有名です。

門司港の街並みをQUEEN BEETLEから眺める
左:門司港レトロ展望室

門司港に到着すると消防艇による歓迎のカラー放水。とても綺麗で白⇒赤⇒緑の順に放水されていました。

消防艇による歓迎のカラー放水


博多港を出発して2時間45分。門司港にQUEEN BEETLEは到着!

門司港に停泊中のQUEEN BEETLE(横)

ただし、門司港に初入港&タラップを付けるということもあり、下船には少々時間が掛かりました。。。


門司港に到着したQUEEN BEETLEは、博多港からの乗客が下船した後に見学会があったようです。
また、見学会が無くてもQUEEN BEETLEは注目を集めており、門司港にいた大勢の観光客の注目の的になっていました。

門司港に停泊中のQUEEN BEETLE



QUEEN BEETLEの門司港⇒博多港行きの受付。

QUEEN BEETLE16時発・博多行きの乗船手続き

博多港と違って門司港は元々遠方へ行く国内線の航路が無かったので、受付は北九州おみやげ館の入口で行っていました。

国内線のQUEEN BEETLE乗船は予約必須ですが、運行当日に空席がある場合は飛び込み乗船も可能のようです。


QUEEN BEETLEの3階展望室の外から門司港を一望。
博多行きに乗船する時には、見学会に訪れていた人や歓迎会を行ってくれた人たちはいなくなっていました。

QUEEN BEETLEの3階展望から見える門司港


ところ変わって、博多湾へ。

博多湾に入ったQUEEN BEETLEから見える景色
左から能古島、中央少し右に玄海島、その右に志賀島。

博多港到着する前に博多湾をパノラマ撮影。


往路と同じ2時間45分の所要時間で博多港へ入港。
博多港は設備が整っているということもあり、すんなり下船することができました。

博多港に入港したQUEEN BEETLE



終わりに

QUEEN BEETLEは国際線航路用ということもあり、船内設備はとても充実。しかも、以前の高速船(ジェットフォイル)と違い、座席でシートベルトをすることなく船内を自由に散策し、展望や食事を楽しめる機会が多くなります。

博多~門司港航路の片道料金ですが、以下の通りです。

スタンダードクラス:6,600円
ビジネスクラス:9,100円

今回はスタンダードクラス、ビジネスクラスを片道ずつ利用したので15,700円でした。同じクラスの場合は往復予約が可能ですが、今回みたいに往復で違うクラスを利用する場合は片道ずつ予約する必要がありました。


予約については、JR九州トラベルデスクの予約ページから行えます。現在は博多~門司港航路以外でも航行しているので、気になる方はチェックしてみてください!

JR九州トラベルデスク・ストーリーズ(本ブログを離れます!)


以上でQUEEN BEETLEの乗船記は終わりです。

QUEEN BEETLEの国内線航路は期間限定。いずれは本来の役割である国際線航路に戻るはずですので、国内線航路は乗れる時に乗っていた方が良いかと思います!

2022/11/02追記:2022年11月4日より本線(日韓航路)に就航!


ということで今回はここまで。

それでは~


新門司~横須賀を結ぶ東京フェリーそれいゆの乗船記

東京九州フェリーそれいゆに乗船してみた【2021年7月就航】




乗船日:2022年4月10日

スポンサーリンク

サイト内検索

トップページへ戻る

SNS

    -フェリー・高速船
    -, ,