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新幹線を使わずに新大村⇒博多を移動【大村線・特急みどり(白いみどり)】

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大村線(新大村 ⇒ 早岐)

新大村駅は、2023年9月23日の西九州新幹線開業と同時に営業開始した新駅。
元々あった大村駅から離れているものの、国道444号の沿線にあるためアクセスはしやすいです。

九州新幹線・大村線 新大村駅
新大村駅(使いまわし 2023/01)

新大村駅に訪れたのは今回が2度目。
1度目は同じ2023年1月。この時は昼間に訪れ、1枚目の写真にあるよう天気は快晴だった。


新大村駅といえば、新駅かつ新幹線駅なのに指定席券売機が設置されていないということでネタにされている駅の一つだった(隣の嬉野温泉駅も)。

新大村駅・券売機(2023年1月)
2023年1月(指定席券売機なし)

みどりの窓口も設置されているが終日営業は行われておらず、営業時間外は写真にも写っている青色の自由席券売機でしか切符を購入できない状態だった。
(指定席券売機が無かったため、ネット予約しても営業時間外は受取不可だった)

そんな中、2023年8月、再び新大村駅を訪れてみると・・・

新大村駅・券売機(2023年8月)
2023年8月(指定席券売機 設置後)

なんと指定席券売機が設置されていました!

X(旧Twitter)を見ていると、2023年5月27日に設置された模様。
新幹線駅にも関わらず「ネット予約した切符が受け取れないでは不便!」・・・という意見が多かった?のか分かりませんが、開業から8ヶ月してやっと設置されました。

指定席券売機の営業時間は6時05分~23時20分。始発前~終電の少し前まで稼働しています。
1台のみなので、受取り時は時間に余裕を持たせた方が良いかと思います。


せっかくなので新大村駅の指定席券売機でこのあと乗車する特急みどりの切符を受取。
新大村⇒早岐の乗車券もついでに購入し、大村線のホームへ。

新大村駅(大村線)

大村線のホームは新幹線とは違い、かなり簡素。ICカード用の改札機も設置されていますが、使用できるのは長崎・大村地区のみ。佐世保方面は切符がないと乗車できません。


夕方の時間に乗車したので、大村湾と夕日を見ながら乗り鉄旅。
大村線は大村湾に沿って敷設されており、天気が良かったのでずっと大村湾を眺望してました。

大村線(大村湾)
大村湾と夕日

西九州新幹線でもトンネルとトンネルの間で一瞬大村湾を見ることができるものの、こんなにゆっくり見ることはできません。

天気の良い日は、ローカル線旅がピッタリです。

大村線(大村湾)
千綿駅付近


早岐駅で下車し、ここで30分の待ち時間。
実際はもう1本後の列車でも大丈夫だったようですが、気付かずに移動しました。

夕方の早岐駅

早岐駅は佐世保線の中間駅(スイッチバック)、大村線の起点駅。
元々は長崎本線の路線として1897年に開業した駅になります。


大村線の列車は、2020年よりYC1系という新型気動車が運用開始。元々のディーゼル車が国鉄車両だったので一気に現代型車両に置き換えられました。

大村線(YC1系)
YC1系


早岐駅のホームで時間を潰していると、まさかの「ふたつ星4047」と遭遇!
この日の営業を終え、武雄温泉から回送列車として早岐まで戻ってきたようです。

ふたつ星4047(回送・早岐駅)
ふたつ星4047(回送)

ふたつ星4047(回送・早岐駅)

初めて見たので色々見物。

ふたつ星4047の1号車・3号車は、鹿児島で走っていた「はやての風」を改造した車両が使用されています。

ふたつ星4047(回送・早岐駅)


ふたつ星4047で一番面白かったのが1号車と2号車の連結面。
「はやての風」の車両に別の車両を連結しているので、連結部分がいびつな感じになってしまっています(笑)

ふたつ星4047(回送・早岐駅)

2・3号車も同じようなことになっているので、ふたつ星に乗る機会がある際にじっくり見たいと思います。

ふたつ星4047(JR九州)


特急みどり(白いみどり)

30分ほど待ったのち、佐世保より特急みどり54号が早岐駅に到着。
早岐で列車待ち合わせ+方向転換の準備で約6分停車。

みどり54号(早岐駅・885系)
885系(6両編成)

特急みどり54号の車両は885系。885系といえば、車体が白い。
車体の白さから「白いみどり」と巷で呼ばれたり呼ばれなかったり・・・。

885系が特急みどりの運用に入るのは2002年~2003年以来。西九州新幹線開業に合わせ20年ぶりの復活。
過去1度は半年だけの運用だったこともあり、通年で入るのは恐らく今回が初めて。

特急みどりとしての運用ですが、武雄温泉駅で西九州新幹線と接続している為、「リレーかもめ」の列車名もサブで使用されています。

885系の車内は他運用と同じで、1号車がグリーン/指定席、2・3号車が指定席、4~6号車が自由席となっています。

早岐駅出発後、外が暗くなり座席でオヤスミモード。


博多駅直前、ふと座席テーブルを取り出す。

885系のテーブル
元々「特急ソニック」で運行

肘掛けからテーブルを出すとテーブル下に「SONIC」の文字。
885系が特急ソニックをメインに使用されていたことあり、その名残が現在も残っています。

つまりこの列車、「みどり」「リレーかもめ」「SONIC」と列車名が3つも存在。

↓以下一文、無視していいです↓
「みどり」に乗ったはずが途中で「リレーかもめ」になってて、最後気付いたら「SONIC」になってた・・・!

【わけがわからないよ】

↑↑↑


ネタ多き特急みどり54号は、時間通り博多駅に到着(早岐から1時間30分)。
博多駅は帰宅ラッシュで多くの人がホーム上で整列。以前の博多駅の活気が戻ってきたなと感じました。

885系(博多駅)
885系 最後尾(6両)

白いみどりは初めて乗車しましたが、885系なこと以外変わったことはありません。
2号車指定席にはコンセントもあるのでスマホの充電もでき、座席の椅子もいい感じの柔らかさ。快適に過ごせました。

ただ、885系が佐世保にいたのは若干、違和感でした(笑)


それでは、今回はここまで('ω')ノ


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乗車日:2023年8月

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