旅行記・宿泊記

東京九州フェリー・それいゆで荒れる太平洋を駆け抜け横須賀へ!

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2021年7月から東京九州フェリーによって、新門司⇔横須賀航路が運航を開始しました。今回は、それいゆによる「新門司⇒横須賀」の乗船記を簡単にですがお届けしたいと思います。

それいゆの船内については別に纏めておりますので、こちらと一緒にご覧頂ければと思います。

なお、今回は酔い止め薬無しで乗船しています。酔い止め薬を飲まなかったお陰で、この後スリルを味わうことになりましたが(笑)


揺れる船内に屈する

前日、それいゆは新門司港を定時から2分遅れて23時57分頃に出港。出港時には鐘を鳴らして、出港の合図を船内に送っていました。そして、鐘が鳴り終わったと同時に就寝zzz



翌朝は7時30分頃に起床。丁度、朝の船内放送でレストランの朝食時間の放送が始まりました。また、フェリーは27ノット(時速約50km)で順調に航行しているとのことでした。

しばらくベッドでゴロゴロした後、エントランスへ。現在地を確認すると、高知県の室戸岬の近くを航行していました。

現在地は室戸岬


高知県・室戸岬付近

話は少し逸れますが、室戸岬には2016年に訪れたことがあり、下の写真を撮った時は2月。とても風が強かったですが、冬だから風が強いのだろうと考えていました。そして、今回はまだ秋の季節。そこまで海は荒れてないだろうと思っていたのですが・・・

室戸岬
2016年2月頃に室戸岬を訪れた時に撮影



4階エントランスの窓から外を見てみると、天気が良かったお陰で室戸岬方面を見ることができました。

ただし、海上では波がそこそこあり、揺れる揺れる揺れる・・・。写真を見ると乗っていたことを思い出し、酔ってしまいそうです(笑)

フェリーそれいゆは室戸岬付近を航行
フェリーそれいゆは室戸岬付近を航行

波は2.5m~3mぐらいはあったと思います。エントランスに設置されている椅子でしばらく過ごしていましたが、これからも波が高い所を航行することを考え、一旦休むことを選択

 朝食を食べる予定でしたが、この揺れでは食べた後に大惨事が起きそうな予感がした為、レストランでの朝食は断念。持ち込んでいた菓子パンを少し食べ、寝ることにしました。なお、既にこの時から酔い止め薬を飲んでいなかったこと、持ってきていなかったことを後悔していました・・・


フェリーはまゆうとすれ違い

2度目の就寝から1時間30分程が経過した10時頃に船内放送があり、横須賀港から出港してきた「フェリーはまゆう」と間もなくすれ違うとの放送がありました。

 目覚めたばっかりだったので、ゆっくり準備してからエントランスに行くと丁度「はまゆう」とすれ違っている最中でした。エントランスから写真を撮ると窓の汚れが目立ったので、5階のレストラン先にあるデッキから「はまゆう」を撮影。後ろ姿になりましたが、綺麗に撮ることができました。

フェリーはまゆうとすれ違い
エントランスから撮影。窓が汚れているので船がぼやけてます。
フェリーそれいゆとフェリーはまゆうがすれ違い
デッキから撮影

ちなみに、反対側の「はまゆう」とすれ違ったのは、和歌山県御坊市~田辺市付近でした。


はまゆうとすれ違った後は太平洋を撮影。天気が良く海が綺麗に見えますが、先程も記載した通りこの日は風がとても強く、波もある状態。デッキの奥まで行くと海の潮を思いっきり被ることになるので、デッキの奥まで行かず太平洋を見てました。

テラス席より太平洋を望む
テラス席より太平洋を望む

長時間のフェリーはずっと船内にいると疲れるので、定期的に外に出ると気分転換になると思います(ただし、破天荒時は除く)。



和歌山県・串本付近

しばらくすると本州最南端。和歌山県の串本町までやってきました。串本付近まで来ると波はありましたが、先程の室戸岬~串本町付近までに比べると落ち着いていました。

フェリーは串本に向けて航行中
フェリーは和歌山県を航行中


それいゆの船内からは、本州最南端・串本町にある潮岬観光タワーや紀伊大島、紀伊大島に繋がる橋などを見ることができました。

フェリーは串本付近を航行中
潮岬観光タワー
フェリーそれいゆは串本付近を航行中

本州最南端を現地に行くより先にフェリーから望むことになるとは思いもしなかったですが、本州最南端にもいずれ行ってみたいです。


フェリーは本州最南端を通過後も紀伊半島を遠くに見ながら、順調に横須賀へ向かいました。

串本付近を航行中のフェリーそれいゆ


レストランで昼食

しばらく4階エントランスで、テレビを見ながらのんびりしていました。そして、12時を過ぎお昼の時間になりましたので、レストランへ。レストランには12時40分頃に入店しました。


九州産秋ナスのマルゲリータグラタン

入店前から食べたいものは決めており、座席に設置されているタッチパネルで「九州産秋ナスのマルゲリータグラタン」と「日替わりスープ」を注文しました。

九州産秋ナスのマルゲリータグラタンと日替わりスープ

グラタンには名前の通り大きめのナスが入っており、チーズとの相性もバッチリ。出来たてでとても美味しく、グラタンと言いながら白ごはんが欲しくなるほどの美味しさでした。また、日替わりスープも具沢山のコンソメスープで、これまた美味しかったです。

九州産秋ナスのマルゲリータグラタンを頂く


値段もグラタン600円、スープ100円と合計で700円。とても良心的な価格でした。


再び波が・・・

しかし、お昼ご飯を注文し始めた頃(三重県の沖合辺りから再び波が高くなり始め、食べ終わる頃には結構な揺れになっていました。高さ的には3m程あったのではないかと思います。

三重県の太平洋を航行中のフェリーそれいゆ

ご飯を食べた後だったので、一旦エントランスにある椅子で休憩しました。しかし、椅子に座っていても揺れるだけで気分も良くなるずもなく・・・。

酔い止め薬を飲んでないので、このままでは悪くなる一方。勇気を出して、一心不乱にベッドへGO!ベッドに戻った後は、即寝しました(笑)

ちなみに乗船した10月23日は関西地方で木枯らし1号が吹いており、その影響で太平洋も波があったと思われます。タイミング良すぎ・・・




寝てばかりの船旅も終盤へ

2度目のノックダウンから2時間30分程が経過した16時頃に、2回目のプラネタリウムが開始する旨の放送がありました。その放送とともに起床。しばらくゴロゴロした後、エントランスで現在地を確認。

地図を確認すると、静岡県の御前崎付近を航行していました。

御前崎付近を航行中のフェリーそれいゆ

しばらく航行している内に波が収まっていたので、気分転換を兼ねて6階の甲板に出ることにしました。



甲板から太平洋と夕日を眺める

 甲板に行くと一人だけ先客がいましたが、その方は入れ違うようにいなくなり、貸切状態になりました。そんな貸切状態の甲板から太平洋を眺めることにしました。

フェリーそれいゆの甲板
フェリーそれいゆの甲板
フェリーそれいゆの甲板

太陽が太平洋と煙突をいい感じに照らしていました。

フェリーそれいゆの甲板から見える太陽と太平洋



甲板の両端からは、進行方向の左手に静岡県。右手には伊豆諸島が見えました。伊豆諸島は、どの島なのかは分かりませんが、方向的に新島か神津島だと思います。

静岡県の太平洋側を望む
静岡方面
伊豆諸島が見える
新島?神津島 ?


先程の煙突を反対側から撮影。夕日と太平洋、煙突、空。全てが綺麗でした。

フェリーそれいゆから太平洋と夕日を望む


この辺りに来るまで波が高く、ずっと寝てばかり。途中で早く降りたいと思っていましたが、この光景を見るとその考えは一瞬で吹き飛びました。むしろ、乗っていて良かったと思いました(笑)


甲板でしばらく過ごしていると、夕日を見るために多くの方が甲板に来ました。
雲一つ無い、絶好の写真撮影のチャンスということで、先程まで居たところは人で溢れてしまいました。

太平洋に沈む夕日をフェリーそれいゆから眺める


なので、一歩後退した所から太平洋に沈むいく夕日を眺めていました。少し離れた所からでも夕日は綺麗に見えたので、満足しています。むしろ、下の写真のように、人がいい感じに写ってくれました(笑)

フェリーそれいゆの甲板から夕日を望む



皆が夕日に夢中になっている中、ふと静岡方面を見るとぼんやりですが富士山の頂上が見えました。

フェリーそれいゆから富士山が見える
真ん中あたりに富士山の山頂


伊豆半島の最南端も近くで見ることができます。

フェリーそれいゆから伊豆半島を望む
フェリーそれいゆから伊豆半島を望む


更に甲板で過ごしていると、太陽は完全に沈み一気に暗くなり始めました。先程まで夕日を撮っていた人たちも船内に戻っていきました。

太平洋の日の入りする
日の入り後の太平洋をフェリーそれいゆから見える


レストランで夕食

甲板から船内へ戻った後は、しばらくエントランスにある椅子に座って過ごしました。その後、夕食の時間になったので、レストランへ向かいました。夕食に何を食べるかは既に決めていました。


東京九州フェリーオリジナル・ビーフシチューセット

夕食に注文したのは「ビーフシチューセット」(ライスを選択)。

レストランでビーフシチューを頂く

東京九州フェリーのホームページを見ると分かりますが「オススメ」と記載されているのと、私がビーフシチューを好きなので迷わず選択しました。

お肉が柔らかく、シチューとの相性も抜群。とても美味しかったです!

レストランでビーフシチューを頂く

夕食を食べ終わると、時間は19時を過ぎていました。その頃には、伊豆大島の目の前を通過しており、島に見える明かりがとても綺麗でした。

伊豆大島を通過すると、三浦半島や房総半島、湘南の街明かりが見え始め、長かった船旅もいよいよ残りもわずかになってきました。



乗船時間20時間50分!ついに横須賀へ!!

20時30分頃に横須賀港へ入港。新門司港からの長かった船旅も終わりを迎えます。

船は横須賀フェリーターミナルの近くにはすぐ着きましたが、着岸までは意外と時間が掛かりました。

フェリーそれいゆから横須賀市内を望む
ブレていますが、横須賀市内
東京九州フェリーの横須賀フェリーターミナル

なんだかんだ言って横須賀まであっという間で、それいゆから下船するのも少し名残惜しく感じました。

フェリーそれいゆのサイン


着岸後、船内で15分程待ち横須賀フェリーターミナルへ下車しました。

フェリーターミナル内では、既に新門司へ行く方が何人か待っていました。先程まで乗っていたそれいゆは、横須賀港に到着した3時間後に、新門司へ向けて再び出港していきます。

横須賀フェリーターミナルの待合室
東京九州フェリーの発車案内


横須賀フェリーターミナルから外に出ました。フェリーターミナルの外観は新門司と同じでとてもシンプルです。
またフェリーに目を向けると車が勢いよく外に出てきており、とても忙しそうでした。

フェリーターミナル到着後、徒歩客の大半は歩いて京急の横須賀中央駅に向かって歩いていました。横須賀フェリーターミナルと京急の横須賀中央駅は歩いて約15分で行くことができます。

この後は、路地裏の超特急こと京急線の特急と地下鉄を乗り継いで東京23区内のホテルに泊まりました。


終わりに(反省と乗船した感想)

1.いきなりですが、今回の反省点

波はそこまで無いだろうと思い、酔い止めの薬を飲まなかったこと!

 事前の天気は晴れで波がそこまで無いだろうと思い乗船しましたが、丁度、木枯らし1号と被ってしまったこともあり、海は荒れていました。今後は波の有無関係なく、船に乗る時は酔い止め薬を飲もうと思いました(笑)


2.船に乗っている時に思ったのが、

ベッドのある部屋の方がエントランスより揺れの影響を受けやすい

というのも、エントランスから部屋に歩いている時に段々揺れが大きくなっていくのを感じたからです。エントランスが船の中央付近にあるのを考えると、場合によってはエントランスに居た方がまだ良いかもしれません。


3.船内での過ごし方

時間を潰せる物を持ってきた方が良い

 「それいゆ」と「はまゆう」にはアミューズメントやスポーツ施設といったものが既に設置されているものの、某ウイルスの影響により現在は閉鎖しています。それにより、船内で時間を潰せるようなものが意外とありません。また、海上ではスマートフォン(携帯)の電波は届かないので、事前にアプリや電子書籍等をダウンロードしておくことをオススメします!

 東京九州フェリーによる新門司~横須賀航路の感想は以上になります。波が無く晴天の日が一番最高なのは間違いないですが、太平洋の波の高さを調べてみると、基本的に波の高い日が多いなと思いました。

しかし、約21時間という長い船旅をする機会などほとんど有りませんので、海上で長い時間過ごしてみたい方にはとてもオススメします!

それでは、東京九州フェリーのフェリー「それいゆ」の乗船記は以上とします。
※余談:帰りは飛行機に搭乗。気流が悪くかなり揺れましたが、フェリーで揺れに慣れたおかげか全く酔いませんでした(笑)


乗船日:2021年10月22日~23日


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