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【網走・民宿ランプ宿泊記】鉄道ファンなら一度は泊まるべき!?線路が目の前にある部屋へ宿泊

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網走駅(特急オホーツク1号)

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1日目は特急オホーツク1号で札幌⇒網走へ。そして、この日の移動は終了!

終点の網走駅に到着した特急オホーツク1号
特急オホーツク1号と大量のキハ40系

まだ昼間だというのにもったいない・・・

まあ、列車に乗らないだけで予定はあるので問題ありません。


時間は沢山あるので、引き上げていくキハ183系をお見送り。

回送列車で網走駅を出発するキハ183系
回送列車として引き上げていくキハ183系


そして、網走駅に到着してからずっと気になっていたが、キハ40系が6両も連結してホーム横の留置線に停まっていました。

網走駅の駅名標と回送列車

最初は何かのイベント列車で使用されるのかな?と思っていました。

しかし、ツイッターの情報では釧路所属のキハ40系が旭川へ転籍するとのこと。そして、その移動日が奇しくもこの日だったようです。なので、たまたま網走駅に停車している所を目撃してしまったようです!


そんな珍しい光景を目撃した後は、網走駅の駅舎外へ。

網走駅の駅舎


網走駅の駅舎外にある柱に今回宿泊した民宿ランプの広告があります。広告にもある通り、民宿ランプは2,800円という安い料金で宿泊することができます。長期旅行者には大変ありがたい料金です。

網走駅にある民宿ランプの広告


危険な踏切(第4種踏切)を渡り民宿ランプへ

それでは網走駅から民宿ランプへ。晴天なのでゆっくり歩いていきました。

先ほどまで乗っていた特急オホーツクの車両
さっき乗ったキハ183系

網走駅からは大通りには行かず、脇道を通ります。その脇道からは車両基地に留置されている車両を見ることができます。


数分歩いた所で踏切に差し掛かります。

その踏切ですが、なにやら「危険」の文字がいっぱい!

網走駅近くにある第4種踏切
「危険」「止まれ」「DANGER」
「危険」が沢山(網走駅近くの踏切)

こんなに「危険」の文字があるのは、第4種踏切という遮断機も警報音も鳴らない踏切だからです。更に、この踏切は車両の入換や網走駅を発着する列車が多く通ります。その為、沢山の「危険」という表記をしていると思われます。


では第4種踏切を渡ります。

まずは網走駅と車両基地のある左側。日中の時間帯はそんなに列車が通ることはありません。しかし、朝と夜は多くの列車がこの踏切を通ります。

停車中の車両


続いて右側。特急オホーツク1号が到着した後の定期列車はしばらくありませんが、臨時列車や回送列車が通る恐れがあります。

第4種踏切から女満別方面

両側の安全を確認したのち、踏切をササっと渡りました。

踏切を渡り、真っすぐ進んだところで再び2車線の道路へ。その道路を右に進み、1分程進んだところに民宿ランプがありました。

民宿ランプの建物

2階建ての建物で、出入口付近には駐車場スペースがあります。昼間なので車は1台もいませんが、夜になると釣り人の車でいっぱいになることがあります。


民宿ランプ

早めに訪問してしまいましたが、チェックインを行ってもらいました。

チェックインを済ませ、宿泊する部屋へ。宿泊する部屋は2階にあるので、階段を上ります。

民宿ランプの階段
階段は急なので注意!

民宿ランプは1階と2階に部屋があります。2階の方が部屋数が多く、基本は2階の部屋になると思います。


通称「音鉄部屋」

それでは、民宿ランプが鉄道ファン向けに提供している「音鉄部屋」へ。

民宿ランプ「音鉄部屋」①
音鉄部屋①
民宿ランプ「音鉄部屋」②
音鉄部屋②
写真には写っていませんが、テーブルもあります

音鉄部屋は12畳もある大部屋。複数人での利用が一番お得感がありそうですが、この部屋は1人でも利用可能。しかも、全部屋の中で1番安いという。


部屋の窓は、外から覗かれないような窓になっています。その窓を開けると目の前に線路が!

網走駅に到着した普通列車(昼)

思っていた以上に近く、網走駅を発着する列車や入換作業を行っている列車を間近で見ることができます。


設備

ここからは民宿ランプの設備を一部紹介。


洗濯機は2台設置されています。1回300円で利用可能。洗剤は別で、持ち込みもしくは受付で50円にて販売されています。

民宿ランプに設置されているコインランドリー
洗濯機は2台


洗面台とお手洗い。

お手洗いは1階と2階にあり、男女共用です。洗面台は横に広いので何人も利用可能。

民宿ランプのトイレ&洗面台

他にもお風呂(共用)やレンタサイクル(1日1,000円)といったものがあります。一通りの設備は整っているので、安く泊まりたい人にはピッタリだと思います。


音鉄部屋から列車を眺める

それでは、音鉄部屋から様々な列車を見ていきたいと思います。


キハ40系。普通列車として北見や留辺蘂に向けて出発していきます。

網走駅を出発する普通列車(キハ40・夕方)
網走駅17時44分発 普通列車北見行き

この時は通勤・通学の帰宅ラッシュということで、2両編成でした。


夜の時間帯は網走駅に到着後、車庫に入る列車が多くあります。その列車は入換作業を行うわけですが、入換列車が音鉄部屋の目の前までやってきます。

また、普段は見ることのできない入換信号機の信号を見ることができます。

車両の入換作業中
車庫に向かうキハ54形
網走駅・車両の入換中①
キハ54形
車両の入換中
別のキハ54形。キハ54の前にはキハ40が連結

夜になると1時間に1~2回は車庫へ向かう列車の入換作業を見ることができます。その度にカメラを向けて写真を撮っていました(笑)


23時になるといよいよ最終列車の時間。札幌から到着した特急オホーツク3号が車庫に入るために引き込み線へ。

特急オホーツクの入換作業中(網走)
特急オホーツク3号の運転を終え、車庫へ入るキハ183系


キハ183系は4両編成もあるので、部屋の目の前に停車。エンジンを唸らせていますが回送列車ということもあり、エンジン音を独り占めしている感じ(笑)

キハ183系のグリーン車
キハ183系のグリーン車。席は既に反対側を向いていました。

静寂な夜に響くエンジン音。すごく良かったです。


車内を見ると全ての座席が既に反対側。翌朝の運用に向けて準備が整っていました。

方向幕が気になったのでカメラのズーム機能を頑張って使ってみると、方向幕も既に「特急オホーツク 札幌」となっていました。夜の時点で翌朝の運用準備が整っていると知り、少し驚きました。

キハ183系の方向幕(特急オホーツク 札幌)
方向幕「特急オホーツク 札幌」

キハ183系が車庫に引き上げたの見送り、この日の網走駅の運用は終了。私も翌朝が早かったので寝ることにしました。



翌朝。

前日の夜に見たキハ183系が再び引き込み線へやってきましたが、そのエンジン音で起きました(起こされましたw)。

網走駅に向けて入換作業中の183系(特急オホーツク2号)
5時30分過ぎにやってきました
早朝の特急オホーツク入換作業(網走)
入換作業中のキハ183系(特急オホーツク2号)

本来はもう少し後で起きる予定でしたが、せっかくなのでキハ183系が網走駅へ行くところを撮影。


網走駅に15分ほど停車したのち、キハ183系は特急オホーツク2号札幌行きとして出発していきました。

網走駅を出発する特急オホーツク2号
特急オホーツク2号札幌行き



特急オホーツク2号が出発してほどなく。今度はキハ54+キハ40+キハ40の3両編成の列車がやってきました。キハ54の行先板を見ると「西留辺蘂⇔網走」の表記。時刻表を見ると網走駅6時22分発の普通列車でした。

入換作業中のキハ40とキハ54(網走)
キハ54+キハ40+キハ40の3両

キハ54形のサボ「西留辺蘂⇔網走」
西留辺蘂⇔網走


まだまだ部屋から列車を見て楽しみたかったところですが、自分が乗る列車の発車時刻が近づいてきたのでここまで。

早朝の民宿ランプ

2泊の予定でしたが、もう1泊は別の部屋になったので荷物を片付けて外へ出てきました。

ちなみに民宿ランプのチェックアウトは、部屋の鍵を受付の部屋に置いて帰るスタイル。鍵を置いていくだけで、チェックアウトしたことになります。


民宿ランプから網走駅へ。網走駅へ向かう際は、再び第4種踏切を渡ることになります。

朝の時間帯は、列車の入換作業が頻繁に行われています。この時も私が乗車する予定の釧網本線・釧路行きのキハ54形が入換作業中でした。

民宿ランプと入換作業中のキハ54形
左の白い建物が民宿ランプ&キハ54形

入換中の列車に目をやりつつ、網走駅を発車する列車にも注意しないといけないので、若干怖かったです。小走りで踏切を通り過ぎました。


民宿ランプの場所(地図)


ランプパン

民宿ランプではパンを販売しており、「ランプパン」と呼んでいます。ランプパンは民宿ランプに宿泊したら買っておきたいパンです。パンは1個200円。

民宿ランプで販売されているランプパン
ランプパン 1個200円

甘いパンに、ほど良い感じのレーズン。見た目は「かなり甘いのかな」と思っていたのですが、食べてみると程よい甘さ。コーヒーや牛乳にメッチャ合うパンです。

前日に冷凍状態でもらい、翌朝に解凍したパンを食べるスタイル。パンは大きく、200円の価値はあると思います。

近くにコンビニやスーパーが無いので、朝食が無い方は試してみてはいかがでしょうか?



終わりに

この旅では民宿ランプに2泊し、もう1泊は通常の部屋に宿泊。通常の部屋は、6畳の和室部屋で汽笛の音は「音鉄部屋」に比べるとほとんど聞こえませんでした。また、部屋から列車が見えることもありませんでした。

1度、音鉄部屋に宿泊すると普通の部屋では物足りなく感じました(笑)

網走駅に到着する列車の汽笛、構内の入換作業を見たい方は間違いなく「音鉄部屋」へ宿泊することをオススメします!
というより、鉄道ファンは間違いなく1度は音鉄部屋へ宿泊した方が良い


それでは、今回はここまで('ω')ノ


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宿泊日:2022年5月

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