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【道後山駅】昔はスキーで賑わい、今は1日6本しか列車が来ない駅

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岡山県の新見駅から芸備線という偉大なるローカル線に揺られて約1時間10分。山あいで雪に囲まれている中、ホームに降り立つ。道後山駅で下車したのは私だけで、同乗していた他10名弱はそのまま備後落合まで向かいました。

道後山駅

道後山駅 駅名標


列車は定刻通り動いていたのですが、早く到着したのか降りた後も少し長く停車。
ホームに降りた後も停車していたので、少し離れたところから写真を撮ることもできました。

道後山駅

道後山駅
新見方

道後山駅
雪の中にポツンと1車両


しばらくして列車は備後落合へ。この辺りは必殺徐行区間なので、ゆっくりゆっくり走行。列車が視界からいなくなるまで長く感じました。

道後山駅


ホームから真正面の山を見ると、かつて賑わっていたであろうスキー場跡が広がってます。

2011年までは高尾原スキー場があり、スキー用の臨時列車が運転された時もあるようです。

道後山駅


撤去するのが面倒くさかったのか。。。
スキー場としては営業していなくても、今なお「高尾原スキー場」の看板が残っています。

高尾原スキー場


なお、スキー場側に売り場やリフトといった跡は見当たりませんでした。
雪がない場合は何かしらの跡が見れるのかもしれないですが、この時は雪に覆われて形跡が見られませんでした。

道後山駅
高尾原スキー場



道後山駅は標高611mに位置する標高の高い駅。広島では一番標高の高い駅で、JR西日本では第2位。
(JR西日本の第1位は、木次線 三井野原駅の727m)

道後山駅 標高


駅舎には懐かしき看板。いまだに「国鉄」の文字が直接見れるのは珍しい。
大体こういう看板は「国鉄」の文字部分が「JR」に張り替えられるものですが、道後山駅では「国鉄」として表現されており、時代を感じさせてくれます。

道後山駅 ご利用ありがとうございます


現在の道後山駅はいつ建てられたものかは不明。ネット上で探してみたのですが、これ!といった答えはなく。。。
開業時(1936年)から使われているのなら築90年ぐらい経っているのですが、真相は不明なままです・・・

道後山駅 駅舎
駅舎(道路側)
道後山駅 駅舎
駅舎(ホーム側から)


駅舎の中は木造と補強時に張られた外壁(板?)。
木造部分を見ると開業時から使っていると違和感はありません。

道後山駅 駅舎


駅舎内にはかなり古い駅名標。ひらがな・漢字・英字が入り混じっているので、若干カオス。

道後山駅 旧駅名標


道後山駅の時刻表。何年も見ていますが、実際に見るとかなり悲しい本数。
1日3往復分、合計6本のみの運行。

道後山駅 時刻表

昔はもう少し普通列車の本数があったようで、片道あたり6~7本。昔は急行列車が走っていたので、10本(往復20本)前後は停車しており、今よりは賑わいや乗降はあったようです。


道後山駅からの運賃表。一番遠くて倉敷まででですが、全く無いよりは有難い・・・のかも。
(そもそも切符を持たず、普通運賃で乗る人がいればの話ですが)

道後山駅 運賃表
運賃表


待合室の横は駅窓口や駅員の仕事場があったと思われますが、無人駅となった現在は消防車が置かれています。
常に使われるわけではなく、異常時の緊急時に地域の人が集まって使用されていると思われます。

道後山駅 駅舎内にある消防車


更にその横には駅員の休憩所だったと思われる場所があります。
この休憩所は使用されなくなってかなり経過しているようで、「国鉄」時代の雰囲気をそのまま残してます。

道後山駅

その休憩所内をくまなく見てみると時刻表があったので、頑張ってカメラのズームを拡大して撮影。

道後山駅 駅舎
1972年~1975年3月のどこかの時刻表と思われる

(上から、5時54分 / 7時53分 / 9時58分 / 10時57分と思われる)

新見方面の時刻表は鮮明に撮影可能だったので撮ってみたのですが、上から4つ目に急行・津山とあまり見慣れない文字が。
調べてみると急行「やまのゆ」という急行が停車していたらしく、その名残らしい。

で、「急行やまのゆ」についてもう少し調べてみたところ、どうやら1972年~1975年3月の間に道後山駅に停車していたらしい。
ただ、1975年3月~1980年(急行が廃止)になるまでは道後山駅を通過していたとのこと。
※資料が少なく、調査に一苦労('Д')

つまり、3年しか停車しなかった急行列車の時刻表がある(珍しいもの!)
そして、50年前の時刻表が今なお現役で残っている。

この時刻表、もしかして相当珍しいものでは・・・?



駅前を出ると道は雪で積もっているので、あまり散策はしたくない。

ということで、駅前をほんの少しだけ散策。

道後山駅 駅前の家

昔は何かしらで使っていたであろう建物。ここにも「国鉄旅行連絡所」と書かれた看板が残っており、国鉄時代から取り残された感じ。


駅前を新見方面に行くと白い建物が見えます。雪が積もっており、歩きたくなかったからカメラ越しの画面で画面。

道後山駅前の建物

拡大してみると「避難場所」と書かれた看板が張られています。しかし、玄関のドアは雪の重さか、単純に老朽化のせいで傾いており、避難所として使うには絶妙に使いづらい建物となってました。避難場所として使うなら、それなり整備した方が良さそうですが、そもそも誰も気にしていないということでしょうか。。。



道後山駅
階段から高尾原スキー場

道後山駅
ホーム・駅舎


45分ほどの滞在時間はあっという間に過ぎ、お迎えの列車が到着。

道後山駅

道後山駅

備後落合行きに乗っていた人の半分がこの列車に乗って折り返してきていました。
広島 or 島根方面に抜ける人が多いかと思っていたので、少々驚きました。

本数が少ないので、備後落合⇔東城~新見の往復乗車でも乗りたい人がいるのは新しい発見でした。

それでは、今回はここまで('ω')ノ


駅訪問記は、他にも色々!

駅巡り一覧はこちら


訪問日:2025年1月

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