目次
2022年時点の終点・留萌へ
札幌から途中の岩見沢まで普通列車。岩見沢⇒深川を特急ライラックで移動。
朝の特急列車は通勤・通学の人が多く乗車。自由席が多く設定されており、乗車率もそれなりにあります。
深川駅
深川駅は函館本線、留萌本線が乗り入れる路線。現在は2路線ですが、1995年までは深川~名寄を結ぶ深名線がありました。
乗車する留萌本線は、2~3時間に1本の本数(始発5時44分、最終20時13分)
留萌本線時刻表・下り(JR北海道 深川⇒留萌)
7時49分 留萌発の普通列車が到着(4922D)
1両の車内は、ほとんどが学生。通勤やそれ以外の利用者は少なかったです。
今回の車両はキハ54形でしたが、以前乗車した際はキハ150形が運用に入っていました。どちらが来るかは当日の運次第。
深川 ⇒ 留萌
7時59分 深川駅発車
留萌行きの車内は空いており、乗車人数は10人ほど。そのほとんどが自分と同じ、留萌本線を乗り尽くしに来た人。普通の利用客と思われる人は1名だけでした。
秩父別~石狩沼田駅間にある北秩父別駅は通過(NO IMAGE)
8時15分 石狩沼田駅
2023年3月末に石狩沼田~留萌駅間が廃止予定。石狩沼田駅が終着駅になる予定です。そして、2026年3月末に残りの深川~石狩沼田駅間が廃止予定。
石狩沼田~恵比島駅間にある真布駅は通過(NO IMAGE)。別日、別途訪問。
留萌本線にある秘境駅の中で別格な峠下駅。この数か月前に実際に降車、散策したのが懐かしい。
峠下~留萌駅間にある3駅は後半で。
深川から50分ほどで留萌市内。
留萌駅の場内信号機のうち、片方は使用不能。
8時55分 留萌駅到着
留萌駅
現在の留萌駅は1面1線だが、留萌~増毛駅間が廃止される2016年末までは2面2線だった。
留萌駅構内の増毛方には車止め。この車止めの位置も2023年3月に石狩沼田駅へ。
留萌本線時刻表・上り(JR北海道公式 留萌⇒深川)
留萌駅には、みどりの窓口(営業時間8:45~16:20)が設置されており、北の大地の入場券や全国のJR路線の切符を購入可能です。
留萌駅の駅舎は2階建て。1階が駅として利用され、2階にラジオ局(FM)があります。
留萌駅を見ていつも思うのが、意外と横長いと感じます。
留萌駅近くの廃線跡
留萌⇒増毛はバス移動。
バスの発車時刻まで時間があったので、留萌本線の廃線跡を少しだけ散策。
留萌駅の先にあった車止め。その後ろで線路は切断されていました。
道路を挟んで鉄橋が2つ。左が留萌本線。右が臨港線。
留萌本線側は線路がまだ残っていました。
沿岸バス(留萌⇒旧増毛駅)
留萌駅から2分ほど歩いたところにある沿岸バス・留萌駅前2番のりばよりバスに乗車。
留萌駅前より約40分で旧増毛駅に到着。
留萌駅前~旧増毛駅の運賃は430円でした。
旧増毛駅バス停は増毛駅の目の前にあるので、迷うことはありません。
旧増毛駅
増毛駅には、留萌~増毛駅間が廃止となった2016年以来約6年ぶりの訪問。
6年の年月が経ったということもあり、駅や駅周りは整備され観光客が訪れやすいようになっていました。
駅舎は現役当時とほぼ変わらず。駅舎内にあるお店も、留萌本線現役時と変わらず営業中。
訪れた日の増毛駅は車で来る観光客が多く、駅舎内にあるお店に立ち寄っている人が多数でした。また、お店のついでか分かりませんがホームや駅舎を撮っている人も多くいました。
30分ほど滞在し、再び留萌駅へ。
駅そば(留萌駅待合室)
留萌駅へ戻るころには、お昼ご飯の時間帯。
留萌駅待合室に駅そばを販売しているところがあるので、せっかくなら食べていくことに。
駅そばの営業時間は8~14時。昼過ぎまでの営業の上、列車の折り返し時間は短いので、列車1本で食べて帰るというのは少々難易度が高め。
留萌に用事がある、増毛駅へ行くや留萌本線の廃線跡を辿ってみるといった用事が無い場合、沿岸バスを活用すると駅そばを食べやすいかと。
にしんそばとかつおおにぎり(100円)を注文。にしんそばは、どんぶりいっぱいにニシン。おにぎりの大きさも相まって、お腹が満たされました(*'▽')
留萌 ⇒ 深川
12時07分 折り返しとなる列車が到着。
列車から多くの人が下車。そのまま折り返す人、駅そばを食べに行く人など様々でした。
座った座席から留萌駅の2番線を見学。ホームは荒れ放題とまでいかなくても、小さい草があちらこちら生え放題。
線路は錆びついて、長い間列車が来ていないということを物語っていました。
最後に、往路で見れなかった3駅の駅舎を見て終わり。
深川駅にカムバック。
路線名が留萌本線となっていながら、もうすぐ留萌まで行かなくなる。更に、数年後には路線自体も廃止。寂しいですが、多く乗るはずの地元客が全く乗らないということなので、経営上、廃止は仕方ないでしょう。
留萌本線以外にも危うい路線は幾らでもあるので、乗れる時に乗っておきたいと思います。
それでは、今回はここまで('ω')ノ
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乗車日:2022年8月5日