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旧倉吉線を巡る!泰久寺駅~線路跡から生える竹林〜山守トンネル【2014年4月】

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このページは2014年の写真を元に作成しています。現在と異なる部分があると思いますので、ご注意ください

現地の倉吉線廃線跡に行って頂いて、現在の状態と2014年時点を見比べると更に楽しめると思います


廃線になった倉吉線の簡単な紹介

泰久寺~山守駅間の廃線跡巡りをしましたが、ここで簡単に倉吉線の紹介。

倉吉線は1912年に軽便線として倉吉駅~打吹駅(倉吉市の市街地)間で開業。その後、徐々に線路を伸ばし、1958年に山守駅まで延伸。将来的には姫新線の中国勝山駅まで伸ばす計画があったようです。 (延伸計画では、全て開通した時に「南勝線」する予定だったようです)

しかし、モータリゼーションや並行するバスの勢いに飲まれ、1985年3月に運行終了。廃線となりました

・・・ここまでだと、日本の廃線になる経緯でよくある話ですが、この倉吉線。実は特徴的な路線となっていたようで

日本で一番遅い列車が走る区間

だったということです。
どれくらい遅かったのか・・・

全列車の平均表定速度が驚きの20km!!
一番遅い列車で表定速度がなんと15km!!!

テレビショッピングみたいな表現になってしまいましたが
現在のJR・普通列車や快速列車の表定速度が30~90km。路面電車が10~20kmです。
国鉄時代とはいえ、路面電車並みの速度とは・・・。

ちなみに倉吉線の比較対象としてマラソンランナーが例として挙げられる場面があります。
実際に調べたところ、現在の男子マラソンの世界記録は「2時間1分39秒」ですが、この時の時速は20.8km

なんと倉吉線はマラソンランナーより「ゆっくり」走っていたのです!!

でもこれ、現在の某青いJRのゆっくり制限に繋がっているような・・・(小声



泰久寺駅周辺~山守トンネル入口

それでは本題。
今回は、倉吉線の中でも線路が残っている泰久寺駅手前~倉吉線の終点だった山守駅跡まで行きました。

倉吉駅にはお昼ごろに到着。倉吉駅から泰久寺までは鳥取県を主に運行されている日本交通のバスに乗車し、1時間ほど掛けて移動してきました。

倉吉線の線路跡

泰久寺から倉吉駅方面を撮影

泰久寺駅から関金・倉吉方面に行った所は道路が舗装されており、車や人が簡単に移動できるようになっています。しかし、舗装された道路をよく見てみると何やら線路らしい後が・・・

どうやら線路は撤去せずに、そのままコンクリートを入れて線路を埋めてしまったようです。しかし、そのお陰で「ここに線路があったよ!」と線路跡が分かりやすくなっています。


泰久寺駅の手前(倉吉方面)

上記のスポットから少し歩いたところ。ここも線路は撤去されずに残っています。
奥の方から列車が来てもおかしくないような雰囲気です。

泰久寺駅前にある倉吉線の線路
倉吉方面


更に泰久寺駅方面へ少し移動。奥に写っているのは蒜山と思われます。4月に行きましたが、まだ雪化粧が残っていました。

倉吉線の廃線跡と蒜山
泰久寺・山守方面
倉吉線の廃線跡にいた猫
猫(=^・^=)


泰久寺駅

泰久寺駅に到着。駅前はそんなに撮るようなものがなかったのか、写真は2枚しかありませんでした。

ちなみに、この時の駅名標は本物だったのか。それともレプリカだったのか・・・?

倉吉線泰久寺駅の駅名標

泰久寺駅のホーム。ホームはとても短く、最大で2両しか止まれなかったようです。

倉吉線泰久寺駅と線路
    山守方面


泰久寺駅から先の部分が、今やSNSやウォーキングイベントで注目を浴びているところに繋がります。

ちなみに駅前ですが、駐車できるスペースはあるといえばありますが、せいぜい1~2台。写真にも写っているようにビニールハウスや墓地があったりと、あまり多く車を止められるスペースはありません。

早めに来るか、少し離れたところから歩いてくるか、もしくは午前中にバスで移動して来るのが良いかと思います。


泰久寺駅~山守トンネル

泰久寺駅から少し歩くと林の中に入ります。
線路は木々に囲まれているので、その間を縫って歩くことになります。

春先で既に草が少し生えてきていたので、夏場に歩くのは嫌だなと思いながら歩いていた記憶・・・

夏場に歩く際は、虫や蛇に注意して歩いてください

泰久寺駅から続く倉吉線の線路跡
写真は山守トンネル手前


線路のど真ん中に竹が

さて、こちらは泰久寺駅から少し歩いたところにあった竹。・・・なんですが、よく見ると線路の真ん中に立っています
一度、トンネル方面に歩いた時は「なんだこれは!」と思いながら通り過ぎていったのですが、やはり衝撃がすごかったのか、トンネルから戻る際に写真を撮っていました!

倉吉線泰久寺駅の近くにある竹林

もう少し遠くから撮った方が綺麗だったのでしょうが、この時の自分はそこまで写真を撮るという趣味はなかったので、1枚だけしか撮っていませんでした。しかし、線路の真ん中から竹が生えてきている時点で凄いと感じてしまいます。

この時(2014年)は、「すごいな~」とは思っていましたが、時代を経て注目を浴びるとは・・・!


山守トンネル

さて、下の写真は山守トンネルです。

倉吉線の山守トンネル

さすがに使用されていない + 危険が伴うのでトンネル入口は封鎖されていました。トンネルの先は鉄橋を渡っていたようで、その先に山守駅がありました。

このトンネルを含めてですが、山守駅までは開業が1958年12月。廃止が1985年3月と30年も経たずに路線が廃止されています。なんだか勿体ないような気もしますが、この様な区間を走っていたかと思うと乗車人数については察しが付いてしまいます・・・


泰久寺駅までのアクセス

地図


アクセス方法

  1. 遠方から車で行かれる方:米子自動車道の蒜山IC~国道482号線~国道313号線で行くのが一番早いかと
  2. 鳥取県内から自家用車やレンタカー:国道9号線~国道313号線が一番早いと思いますが、ルートはお好みで(笑)
  3. 乗合バス:ブログ内でも一度書いていますが、日本交通のバス・関金線が旧倉吉線に沿う様に路線が走っています。他の倉吉線廃線跡を巡るにも丁度いい路線です。

    しかし、この路線は運行時刻に注意してください。

    途中の関金バスセンターまでは1時間に1本ペースであります。しかし、泰久寺~山守方面に関しては、本数はそこそこあるものの、運行時間がかなり偏っています。
    特に山守・泰久寺から倉吉方面は13時台の次は18時(最終)までバスが1本もありません。しかも18時台は日・祝日・盆(8/13~15)運休 というおまけ付き

    最新の時刻は、日本交通の公式ページをご確認ください!(下記URLは公式ページへリンクしてます。)

日本交通


終わりに

今回は泰久寺駅周辺~山守トンネルまでを当時の事を思い出しながら書いてみました。
7年前の記憶ですが、結構覚えていました。また、ブログに書いているとフラッシュバックの様に思い出すものなんですね(笑)

当時の倉吉線は全く注目されておらず、私が行った時は誰もいませんでした。しかし、今やSNSでの注目・ウォーキングイベントが開催されたりと人がいっぱい来るようになっていると思われます。
廃線跡巡りをするなら、正直誰とも会わずに楽しむのが一番いいのですが・・・


車で行く方は細い道路に注意を!バスで行かれる方は、運行時刻に注意を!

ここまでの間で長くなってしまったので、山守トンネルの先にある鉄橋跡~山守駅周辺は後編として書いています。
今回、倉吉線廃線跡をブログに書いた理由は、最近ヤフーのニュースで「SNSで映える廃線跡」というのがありました。それを見て「あ、自分が以前行ったところだ!」というところから。これは書くしか無いと思ったのでした(笑)

最後に。 Google Mapを見てたら「倉吉線廃線跡竹林」と書いてあってビックリした!

それでは~


続きはこちら

続き:倉吉線廃線跡を巡る 鉄橋跡〜山守駅周辺【2014年4月】


倉吉駅と駅近くにある倉吉線の廃線跡を巡ってみました 【2021年11月】

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