鉄道

石岡駅 ⇒ 茨城空港(空港連絡バス・鹿島鉄道廃線跡)

スポンサーリンク


石岡駅 バスターミナル(鹿島鉄道線 跡地)

1時間に1本停車の間隔で特急ときわも停車する石岡駅。普通列車を含めると、日中は1時間3本ペースで発着しています。

石岡駅を通過する特急ひたち


石岡駅の横は広大な草地があります。これだけ大きいスペースなので立地としては良いですが、何一つ開発や駐車場として利用されていません。

鹿島鉄道線跡(石岡駅)

そんな広大なスペースは、鹿島鉄道線の跡地。2007年4月1日に廃止されてから既に15年以上経過していますが、くっきりと線路跡が残っています。


北側は行き止まりでしたが、南側は鉾田駅方面に線路が延べていた方向。
線路跡はアスファルトに塗装され、駅跡の一部はバスターミナルに建て替えられています。

鹿島鉄道線跡(石岡駅)


東口から地上に降りると廃線跡をたどることができます。

石岡駅バスターミナル


北側は草地。昔の写真を見るとホームや車庫があったようですが、何一つ残っていません。

鹿島鉄道線跡(石岡駅)
東口

石岡駅(旧鹿島鉄道)
鹿島鉄道線跡


南側のバスターミナル。1~3番のりばがあり、鉾田・土浦・水戸・小川・茨城空港行きなどのバスが発着しています。

石岡駅バスターミナル


今回乗車したバスは茨城空港行き。3番乗り場から発車しており、1時間2~4本の本数があります。

石岡駅バスターミナル 小川・空港線時刻表


ちなみに、バスターミナル横には鹿島鉄道の歴史が書かれた看板が立っています。一般の方が鹿島鉄道が「あった」ことを知る数少ない目印の一つです。

鹿島鉄道・かしてつバスの歴史


石岡駅~茨城空港

バスの一番後方に座れたので、廃線跡をじっくり見てみることに。
石岡駅~四箇村駅の線路跡はBRT専用道に変更されています。片側1車線ほどの幅はなく、バス1台が通れるほどの横幅です。

鹿島鉄道廃線跡

鹿島鉄道廃線跡


バス専用道に変更されているものの、ホームの一部は現在も残っています。
例えば、石岡駅の一つ隣駅だった石岡南台駅は2面のホームと跨線橋が当時と変わらず現在も残っています。ただし、見た限りではホームの立ち入りは禁止されているようです。

鹿島鉄道廃線跡
石岡南台駅跡


鉄道時代は踏切があり、列車が優先だった場所も現在は一般道が優先。BRTは一般道路と交差する場所で、一時停止します。

鹿島鉄道廃線跡

鹿島鉄道廃線跡(玉里駅)
玉里駅

鹿島鉄道廃線跡


四箇村駅でBRT区間は終了。四箇村駅発車後は国道355号線へ移動し、小川方面へ。
一方、四箇村駅より先の鉾田駅方面も廃線跡が続いていますが、そちら草地と化していました。

鹿島鉄道廃線跡(四箇村駅)

鹿島鉄道廃線跡
石岡方面(四箇村駅)


国道355号線で常陸小川駅跡まで移動。
こちらも駅前はバスターミナルとして整備。線路があった場所も道路として舗装されていました。

鹿島鉄道廃線跡(常陸小川駅)

小川駅~茨城空港は普通の一般道を走行。


バスは順調に進み、石岡駅から35分で終点の茨城空港に到着しました。

茨城空港
茨城空港

茨城空港は航空自衛隊の百里基地と共用飛行場。2010年に民間航空の営業が開始された、比較的新しいターミナル。
顧客満足度1位とも言われているセイコーマートが茨城県でも営業されていることもあり、空港内にはセイコーマートがあります。


あと、茨城県といえばガールズ&パンツァー(通称ガルパン)。拠点の大洗から少し離れていますが、同じ茨城と考えればどこにいても不思議ではありません。

茨城空港 ガルパンボーディングブリッジ

茨城空港にはスカイマークしか発着していないこともあり、タラップ車はスカイマーク&ガルパン仕様になっていました。
飛行機搭乗時が一番見やすいですが、展望デッキからでもはっきり見えます。


今回搭乗したスカイマーク機は、ピカチュウ仕様。
塗装もですが、搭乗アナウンスもピカチュウが担当する本格的な飛行機でした。

ピカチュウジェット


それでは、今回はここまで('ω')ノ

関鉄バス時刻表


鉄道乗車記を見る

鉄道乗車記の一覧へ


バス乗車記一覧

スポンサーリンク

サイト内検索

トップページへ戻る

SNS

    -鉄道
    -, , ,