この日の予定:信越本線(本ブログ) ⇒ しなの鉄道(篠ノ井線) ⇒ 飯山線 ⇒ 上越新幹線(Max326号)
今回は、信越本線・高崎⇒横川駅と横川駅の構内を見ていきたいと思います。
目次
高崎駅前の風景
高崎駅前のアパホテルに宿泊していましたので、宿泊していた部屋から高崎駅方面をパチリ📷
アパホテル高崎駅前
この日は、5時50分ぐらいに起床。
高崎駅前のロータリーには、車がほとんど止まっていませんでした。
今回宿泊したアパホテル高崎駅前。このホテルに2連泊しており、本来であれば2万円弱するところ、アパホテルのアプリから発行されたクーポンを使用(2連泊すると2泊目が千円)。半額以下の9千円で、宿泊することができました。
高崎駅にMax(E4系)が!
ふと、高崎駅のホームへ目線を向けると、なんと間もなく定期運行終了のMaxが!
時間的に、高崎駅始発の「Maxたにがわ474号(高崎駅6時53分発)」だと思われます。
元々、今回の旅行中にMaxに乗車する予定はありましたが、乗るより先に見ることが出来るとは思いもしませんでした。
信越本線でかつての碓氷峠越えの拠点・横川へ!
高崎駅の駅舎と入口前。高崎駅にもユニクロや無印良品といった有名店が出店しています。
高崎駅の発車案内~発車するまで
高崎駅に入り、発車案内表を確認。朝なので、各地に色んな列車が出発していきます。
今回、乗車するのは6時58分発の横川行き。信越本線の横川方面の一番列車になります。
6時58分発の横川行きは5番線から発車します。
ちなみに、今回乗車する横川行の後、7時11分に水上行きがありますが、この列車には翌日乗車することになります!が、それはまた別の機会に・・・
前日の吾妻線でも乗車した211系が信越本線・横川方面にも充当されています。
ふと思いましたが、群馬県は211系の独占場となっているのは、気のせいでしょうか(´-ω-`)
高崎駅の時刻表。高崎駅からは色んな方面(6路線)の案内がされています。
列車内で発車するのを待ちます。この時の車内はガラガラでしたが、東京方面からの普通列車(高崎6時55分着)が来た後、乗り換え客でもう少し増えます。
信越本線の始発列車で横川へ
高崎駅を出発後、ワチャワチャとした線路を渡り信越本線へ。右手には上越・北陸新幹線の高架も見えます。
しばらく走行すると、上越線と新幹線が分かれていきます。
北高崎を出発後、烏川を渡る時は建物が一切なく、既に緑がいっぱい・・・というより、川周辺に建物が一切なかっただけですが。
安中駅には「東邦亜鉛株式会社」の貨物列車が停車中。
こちらは現在も現役の貨物列車。会社名にもある通り、亜鉛関係の貨物を輸送しているようです。
誰得か分かりませんが、貨車のどアップ写真
信越本線・横川方面の左手に貨物線があります。
Annaka(安中駅)
安中駅を出発後に右手に山が連なっていますが、その山を超えたところに驚くほど利用客が少ない「安中榛名」駅があります。
安中駅からバスで行くことが出来るようですので、興味がある方はこちらからどうぞ!(安中市のHPに飛びます!)
横川駅に近づくに連れて、山に登っていくのが列車に乗っていても感じられました。
線路脇にあった勾配標。かつて66.7パーミルのあった信越本線からすると、2.7パーミルはまだまだですね・・・
※パーミル:1000mに何メートル登るか。2.7パー見るなら1000mトルで2.7m登るということになります(2.7/1000で計算)
松井田付近まで来ると妙義山(みょうぎさん)が進行方向左手に見えています。
信越本線に乗っていると安中駅を過ぎた辺りから見えてはいましたが、近くに来るに連れてその風貌を間近で見ることができました。
妙義山ですが、「日本三大奇景」の一つとのこと。
確かに、名前の通り珍しい形になっています。遠くから見ると尚更そう思いました。
雲に隠れることなく、妙義山を見ることが出来て良かったです。
※日本三大奇景・・・他には寒霞渓(香川県・小豆島)、耶馬渓(大分県中津市)があります。
横川へ近づくに連れ、更に勾配がキツくなっています。
信越本線と国道18号線が並行していますが、それ以外は山々が連なります。
何故か「すごい所に来てしまった!」という感覚を持ちました(笑)
横川駅直前。左手にかつて機関車の折返し用として使用されていた線路がありました。
現在、使用されているかは分かりませんが、線路は思ったより綺麗でした。
上の架線を見ていると、かつて広大だったことが伺えます。
横川駅へは、右手側・1番線に入りました。
高崎駅を出発し33分の乗車。7時31分に横川駅へ到着しました!
かつての拠点駅・横川駅を探索!!
横川駅は1885年(明治18年)に開業ととても歴史のある駅です。
駅構内
横川駅の1番線ホームから高崎方面を見てみます。
先程も述べましたが、架線の広さからかつてどれだけの側線・線路があったんだろうと想像してしまいます。
下の写真は、1番線ホームの反対側・3番線ホーム端から撮りました。
真ん中が高崎方面に向かうための線路です。左側にある線路は引き込み線です。また、写真の左下に途中で途切れている線路は旧4番線に続く線路です。
乗ってきた列車は、折返し高崎行きになります。
現在の横川駅は1番線と3番線しかありません。
列車が止まっている横の側線(2番線)は使用されていないようです。
横川駅の車止め。かつては、ここから先も軽井沢に向けて線路が続いていました。現在は整備されていて、駐車場や碓氷峠鉄道文化むらになっています。
車止めの後ろは通路になっていて、跨線橋を使用せずに反対側のホームに行くことができます。
3番ホームからかつての4番線や側線を見てみます。線路は途中まで有りましたが、それから先は駐車や道路になっていました。
3番ホームから駅舎側を撮影。
「SLぐんま よこかわ」が横川駅まで来ますので、SLの乗車口案内がありました。
昔の乗車口案内が無いかなと探しましたが、見た所ありませんでした。
それにしても、背景に写っている碓氷峠をよく越えていたなと思いました。
横川駅の駅舎内
一通り横川駅の構内を見た後は、改札を抜け駅舎内へ。
駅舎内には横川駅の時刻表がありました。よく見ると3番線の定期列車は7時10分発しかないようです。
横川駅は有人駅ですが、早朝・夜間は無人になります(18時~8時10分不在)。その為、乗車駅証明書発行機が置いております。
横川駅からの運賃表。山手線までの運賃が案内されています。
横川駅前
駅舎の外に出て横川駅駅舎を見てみると、横川駅は「関東の駅百選」に認定されているようです。
駅舎前にはEF63機関車の車輪があります。しかも所有者が釜めしで有名な「荻野屋」になっています。
その荻野屋が駅前にお店を構えています。さすがに朝ですので、お店は開いていませんでした。
駅前には安中市の観光案内があります。
碓氷峠を越えていたかつてのアプト線はウォーキングコースとして整備されています。いつか歩いてみたいですね。
横川駅には「ニコニコレンタカー」があります。碓氷峠の廃線跡をするには、便利だと思います!
ウォーキングするのが面倒な方、もしくは夏場など暑い時にレンタカーで廃線跡を巡るのも良いかと。
横川駅の車止めの後ろは歩道用に整備されています。歩道横にはかつて使用されていた架線がありました。
終わりに
今回は信越本線・高崎⇒横川と横川駅周辺を書いてきました。
碓氷峠を超える区間は、気付いた時には廃止されていたので、乗る機会は一切ありませんでした。
碓氷峠や峠の釜めしは、「電車でGO!」の連結ゲームで知っていました。しかし、子供の頃にゲームをやっていたので「連結で列車が長くなった!」とか、連結ゲームを成功すると釜飯の写真が出てきていたので「なぜ釜めしの写真?」と思いながら、連結ゲームをやっていましたが(笑)
碓氷峠区間については、「碓氷峠鉄道文化むら」で分かると思いますので、碓氷峠鉄道文化むらにもいつか行きたいと想います。
次回は、 碓氷峠鉄道文化むらの横にある脇道から機関車を見てみたり、バスで碓氷峠を越え軽井沢に向かいます!
SLぐんま/ELぐんま よこかわ
本編の続き
乗車日:2021年8月28日