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標茶駅
網走駅から約2時間20分、標茶駅に到着。

私以外にもう一人の乗車客が下車し、数名の方が釧路行きの普通列車に乗車。

標茶駅の駅名標。かやぬま(Kayanuma)の所がひと際白いですが、2017年3月までは標茶~茅沼駅間に五十石駅という駅がありました。
ホーム
跨線橋から標茶駅ホーム。標茶駅は1面1線と1面2線の2面3線。

写真の真ん中、2つの線路は現在も現役で使用されていますが、駅舎から一番遠い3番線(写真一番右)の線路は、現在使用されていません。
標津線があったときは、3番線も使用されていたようです。
駅舎内

駅舎内。標茶駅はみどりの窓口と自動券売機が設置されています。

みどりの窓口でJR北海道が発売している「北の大地の入場券」を購入。標茶駅で発売されている入場券の写真は、茅沼~塘路駅間を走行中のキハ54&釧路湿原でした。
駅スタンプ
標茶駅には駅スタンプ台が設置されており、標茶駅の駅スタンプを2つ押すことができます。


発車時刻表

摩周・網走方面は7本。内訳として、摩周⇔釧路駅間の区間便が2本。網走まで行く列車が5本。
釧路方面は7本あります。
きっぷ運賃表

標茶駅からの運賃表。釧網本線は止別駅~釧路駅。根室本線は、音別~厚岸駅間の運賃が表示されています。
運賃表をよく見ると謎の空欄部分がありますが、そこは廃駅になった駅を潰しているためです(中斜里~清里町など)
駅舎


三角屋根が特徴。記録では1974年の改築が最後のようですが、その後も駅舎の外・内は改装されているようです。
標茶バスターミナル

標茶駅のすぐ横には標茶バスターミナルがあり、標茶町内や中標津方面へのバスが発着しています。
ただバスターミナルの扉は、私が訪れた時は封鎖されており、中に入ることができませんでした。中の事務所的なところには椅子やテーブルがまだあったので、営業されていないだけだと思うのですが・・・
かつての標津線発着ホーム
現在の標茶駅は駅舎側の1番のりば、跨線橋を渡ったところにある2番のりばを使用しています。

しかし、かつて標津線が存在していた時は、2番のりばの隣にある3番のりばも使用されていました。
標茶駅の3番のりばは現在使用されていませんが、信号機そのものが撤去されています。


標茶駅の2・3番のりばのホーム端には「標茶駅 ふるさとの鐘」があります。


ふるさとの鐘の先には「標津線起点 標茶駅」と書かれた木柱が建っており、標津線が走っていた時の名残が今でも残っています。

現在、標茶で分かる標津線の名残と言ったら木柱だけでしょうか。他にも標茶駅の駅舎内やホーム上を調べましたが、それっぽいものは見つかりませんでした。
快速しれとこ摩周号(標茶駅1番ホーム)
標茶駅で約40分滞在。

次の列車である快速しれとこ摩周号・網走行きの発車時刻が近づいてきました。

網走方面は標茶駅の1番ホームから出発しますが、その1番ホーム上に釧網本線の歴史と道東の鉄道発祥の地と書かれた柱が建っていました。

文の中に「硫黄運搬を目的~」と書いてありますが、貨物運搬が釧網本線の始まりだったようです。

標茶駅の1番ホーム。乗車するのが私だけだったので、少し寂しい感じ。

しばらく待っていると、キハ54形1両の快速しれとこ摩周号が到着。
快速列車に名前が付いているということもあり、ヘッドマークを掲げて走っています。

標茶駅で下車する方を数名待って乗車。列車内は団体客と思われる方が多数乗車しており、ボックスシートは盛況でした。
このあとは、2つ先の摩周駅へ行き、摩周湖&道の駅摩周温泉を楽しみました!
続き
前日の宿泊地:網走にある民宿ランプ
【網走・民宿ランプ】鉄道ファンなら一度は泊まるべき!?線路が目の前にある部屋へ宿泊
駅訪問記は、他にも色々!
訪問日:2022年5月18日