２０２１年正月早々に実施した飯田線秘境駅巡りの第５弾。
前回訪れた金野駅から飯田方面に進むこと２３分。大嵐駅に引き続き、難読漢字の一つである為栗駅にやってきました。
ちなみに、為栗は「してぐり」と呼びます。
目次
天竜川沿いにある為栗駅
３１３系に揺られ為栗駅へ。クロスシートだったので、お昼寝しないように頑張っていました。
為栗駅の住所は「長野県下伊那郡天龍村」。
それにしても、「為栗」と書いて「してぐり」。初見では読めないですね・・・
為栗駅のホームからは天竜川が見えます。天気が良かったので、川がキラキラ輝いていました☆
為栗駅のホーム。１面１線でホームの中間地点に待合室があります。
為栗駅前にある道路から天竜川を見てみます。天竜川の豊橋方面を眺めると何やら橋が見えますが、この橋は後ほど渡ります。
ここまで一通り為栗駅を見てきましたが、駅から周りを見渡す限り、民家が一軒しかありませんでした。その一軒の民家も為栗駅ホームの真向かいにあるという。。。
また、駅の目の前に天竜川があるので、民家以外の建物も見当たりません。
為栗駅や周辺を見ていると、「これぞ、秘境駅」という感じの駅です。
為栗駅を出てから先程見ていた橋の方に向かって歩きます。道路は飯田線の線路を沿うように作られています。この辺りで飯田線の写真を撮影するのも良いと思います。
また、この辺りの道路は舗装されていますが、自動車の通行は一切できません（バイクといった二輪車や自転車は可）。
県道430号線の天竜橋
先程の為栗駅前から見えていた橋の所にやってきました。この橋は「天竜橋」と言うそうですが、下の写真を見ていただくと分かる通り、自動車は通行することはできません。二輪車や自転車、歩行者は通行可能な橋となっています。また、この橋は県道４３０号で、県道４３０号は為栗駅前まで続いています。
それでは、実際に県道４３０号の天竜橋を渡ってみます。天竜橋の上からは、天竜川全体。為栗駅方面を見ると飯田線、飯田線の鉄橋などが綺麗に見ることができます。ただ、高所恐怖症の方にとっては、キツイかもしれませんが・・・
天竜橋を渡って反対側へ。橋の反対側は、天竜橋手前までは自動車で来ることができます。橋の手前には駐車スペースみたいな所があり、この時も２台ほど車が止まっていました。二輪バイクや自転車は、分かりづらいですが天竜橋をそのまま通ることができます。
為栗駅の反対側から天竜橋を撮影。橋は少しだけ上から下に向かっているように見えます。
一通り散策したあとは再度、天竜橋を渡ります。天竜橋からは為栗駅全体を見ることができます。
天気が良かったこともあり、天竜川の水がとても綺麗でした。
為栗駅に戻り、待合室で駅ノートを読むなどして待っていました。
しばらく待合室で待機していると、普通列車が到着。この列車で、今回の飯田線秘境駅巡りの最後の目的地・田本駅を目指します。
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アクセス
為栗駅は秘境駅の中でも訪れやすい場所にあります。飯田線以外の車や徒歩で来られる場合、県道１号線と県道４３０号線で簡単に行くことができます。車で行く場合は、天竜橋手前に停める必要はありますが、それでも近くまで行けるのでだいぶ楽だと思います。
終わりに
為栗駅の訪問記の様子を簡単に纏めてみました。為栗駅の周辺は何もありませんが、県道４３０号線をしばらく進むと民家や交通量の多い県道１号に繋がります。そういう意味では、為栗駅は秘境駅の中でも比較的行きやすいかと思います。もし何かあっても少し歩くと民家に尋ねることができますので。
この為栗駅で秘境駅巡りの６分の５が終了し、残りは田本駅だけに。田本駅もスゴい所にありましたので、次回ご紹介したいと思います。
飯田線秘境駅巡り第六弾：田本駅
それでは、今回はここまで('ω')ノ
飯田線秘境駅巡りシリーズ
飯田線秘境駅巡り第一弾：中井侍駅
飯田線秘境駅巡り第二弾：小和田駅
訪問日：２０２１年１月４日