2月になるとオホーツク海の流氷を見ることができる網走・知床。
流氷を見るポピュラーな手段として、流氷船「おーろら」があります。
ただ、今回は陸地より流氷を眺望。
陸地から流氷を見る手段の一つに、釧網本線の観光列車「流氷物語号」があります。釧網本線の網走~知床知床駅間は、オホーツク海のすぐ近くを走行することもあり、流氷の時期に合わせて「流氷物語号」が運行されています。
今回は、「流氷物語号」に往復乗車。列車の中から流氷を見てきました!
また、前日に引き続きJGC修行も兼ねて、往復JAL&日帰りで北海道・網走へ行ってきました。
目次
JAL565(HND⇒MMB)
2日連続、朝6時台に羽田空港へ。
前日、女満別⇒羽田の飛行機が22時30分に到着したこともあり、8時間も経たずに羽田へ戻ってきました(´-ω-`)
7時に出発するJAL565。
指定した座席は、クラスJの後方にある普通席。
座席の間隔が広く、他の普通席に比べ快適でした。
7時19分 羽田空港34R 離陸
離陸後、すぐに爆睡Zzz
1時間ほど眠ると、太平洋上空。
左側の景色に北海道・日高山脈の最南端に属する襟裳岬。
日高地方一帯に雲がなく、かなり良い景色でした。
襟裳岬が見えなくなったあとも太平洋上空を巡行。
8時30分頃に北海道(白糠町)上陸。
8時50分 女満別空港(MMB) 着陸
定刻に女満別空港着陸。
空港からは、網走バスによって運行されている空港連絡バスに乗車。網走駅へ向かいました。
流氷物語
流氷物語号は、網走~知床斜里駅間で運転される臨時列車。
2023年は、1月28日~2月26日の間、毎日2往復運転されました。
網走駅で乗車券を購入し、ホームへ。
キハ40形(北海道の恵み)
流氷物語号は、キハ40形(北海道の恵みシリーズ)・2両編成によって運行されています。
流氷物語号は、ゲーム「オホーツクに消ゆ」とコラボしており、ヘッドマークの掲示。車内販売でコラボグッズの販売が行われています。
キハ40形の座席は、一部座席を除いてボックス席。
流氷物語号で運行される際は、オホーツク海側が指定席。山側の座席が自由席(1・2号車ともに共通)。
指定席は、みどりの窓口、えきねっとで購入可能。
この日、流氷物語1号(網走⇒知床斜里)は自由席。流氷物語2号(知床斜里⇒網走)は指定席で乗車。
自由席は、ボックス席の他にロングシートもあり、流氷物語1号ではロングシートに座って乗車していました。
流氷物語1号
流氷物語1号は、9時52分に網走駅を発車。
観光列車ですが、流氷が見える区間でも速度を極端に落とすことなく、それなりの速度で運転。
車内では、ボランティアで同乗していた地元の大学生が流氷や流氷物語号についての案内放送、車内販売を行っていました。
10時07分 北浜駅(3分遅れ)
途中駅を通過していき、最初の停車駅である北浜駅に到着。
北浜駅では、本来10分間の停車時間でしたが、遅れて到着したということもあり、7分間の停車時間になりました。
9か月ぶりの北浜駅。冬の時期の訪問は、今回が初めて。
前回は、駅舎内にあるレストラン「停車場」で食事。更に駅舎内をゆっくり見学しましたが、停車時間が短いので今回はスルー。
北浜駅のホームには展望台があり、展望台からはオホーツク海を眺めることが可能。
この日の流氷は網走~知床まで広がっており、展望台から初めて見る流氷を楽しみました。
10時14分に北浜駅を発車。
自由席の山側に座っていたので、車窓はカット。
列車は浜小清水駅にも停車し、終点の知床斜里へ。
知床斜里駅では、約40分の待ち時間。
待ち時間を利用し、昼ご飯といった飲食物の調達や折り返しの乗車券・指定席券の購入を行いました。
流氷物語2号
知床斜里駅より折り返しとなる「流氷物語2号」で網走に戻ります。
流氷物語2号では、指定席に着席。
指定席はオホーツク海(海側)にあるので、車両の窓越しに流氷を見ることができます。
11時47分 浜小清水駅に到着
流氷物語号の1・3号は北浜駅に10分、2・4号は浜小清水駅に20分停車するダイヤになっています。
JR浜小清水駅は、道の駅はなやか小清水と併設。道の駅では、喫茶コーナーや小清水町の特産品の販売を行っています。
停車時間が20分もあるので、道の駅をゆっくり見て回ることができます。
なお、道の駅は屋上に上がることができ、屋上から浜小清水駅のホームやオホーツク海を望むことが可能。ただし、周辺に電柱があるので写真を撮るには少し微妙。
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12時07分 浜小清水駅 発車
流氷物語2号は北浜駅にも停車しますが、停車時間は数十秒。すぐに発車します。
12時30分着 網走駅
流氷を車内から眺められ、飲食しながらゆっくり見ることができました。
訪れたタイミングがかなり良かったらしく、この日のように陸地まで来ている流氷は僅かな日数しかない模様。
前日は、陸地から離れた場所に流氷があったとアナウンスが流れていました。
流氷物語号で流氷を見たいなら、早めにみどりの窓口・指定席券売機・えきねっとで指定席券を押さえておくのが得策。
ボックスシートなので相席もありえますが、流氷を見始めたらそんなことは気になりません。指定席券は埋まりやすいので、お早めに。
おまけ(遅れてやってきた特急オホーツク1号【キハ183系】)
網走駅到着後、本来であれば特急オホーツク1号が先着している・・・
はずだったのですが、この日は約18分遅れて運行。
遅れたこともあり、特急オホーツク1号(キハ183系)の到着をホームで待つことが出来ました。
キハ40形とキハ183系。この並びも2023年で最後。
自分に限らず、多くの人が写真を撮っていました。
この後は流氷船「おーろら」に乗船。船の上から流氷を眺めました。
それでは、今回はここまで('ω')ノ
前日:キハ183系 特急大雪1号乗車記
北浜駅 訪問記
駅舎の至る所に切符や名刺がある釧網本線・北浜駅を訪れてみた【オホーツク海が目の前】
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乗車日:2023年2月15日